ごく少数の熱狂的ネトウヨの購入で嫌韓本売上部数が水増しされる

5月15日
最近の書店平棚のネトウヨ系書籍の横行は目に余る。AKBの握手券みたいなもので、限られたネトウヨネトウヨ言論人への寄付の一環で、内容皆無なこの類の本を繰り返し買うんだろう/だから最近自分は図書館一択 / “「ヘイト本」盛況に見る「…” http://htn.to/FSKJVN
某駅構内のミニ書店の店頭が特に酷い。嫌韓本だらけ/図書館は、そういう本は少しは仕入れるが、「村上春樹の本を50冊仕入れ!」みたいな大量仕入れは行わない。司書の矜持/というか、村上春樹みたいに「多数の市民からのリクエスト」がないんだろう
逆に言えば、嫌韓本の類は、0.1%のネトウヨが、年間何冊も何十冊も購入。1%以上の市民が一冊だけ購入する村上春樹本とは、広がりが違う
1月に田母神の本が出たら買い、2月に百田の本が出たら買い、3月に竹田の本が出たら買い。そういうペースで年間十数冊も嫌韓本を買う/田母神の本も百田の本も竹田の本も、書いてる内容に大差はない。つまり改めて買う必要性はゼロだが、そもそも「本が読みたい」んじゃなく「AKB握手券」だから
そもそも、ネトウヨ書籍なども含め「10万部突破!!」なんて宣伝文句、監査法人や第三者機関が部数チェックしてないのだから、いくらでも水増しされてそうだな。実際には5万部しか売れてないネトウヨ本を「10万部突破!」と嘘ついて宣伝すれば、ベストセラーと勘違いした流行に弱い人が購入する
逆も然りで、本当は売れてる本の部数を過少申告して、作家に払う印税を少なくしちゃう、ということも可能?/日経夕刊コラムで、女流小説家の妹が、「お姉ちゃん、部数なんて出版社の自己申告だから、本当は過少申告なんじゃないの?」と小説家も思い付かなかったツッコミ入れてた