介護業が製造業を追い抜く2045★

【増田投稿済】

9月19日
衝撃。「2045年には、介護業従業員数は、製造業従業員数を上回る」(計算にならざるを得ない) / “今後の日本の成長産業は介護しかない しかし問題は労働力確保と財源面|野口悠紀雄 2040年「超高齢化日本」への提言|ダイヤモンド・…” http://htn.to/yyz6Qk

9月20日

野口悠紀夫の指摘、理性では理解できるが感情的には「理解したくない」。つまり、2045の日本は、労働力の大半は介護分野に割り振らざるを得なくなり、製造業に割り振れる労働力が大幅に減ってしまう/個人的には、野口悠紀夫指摘は「自治体の半数が消滅」の増田レポートを凌ぐインパク

現在、東証一部銘柄の半分程度が製造業だとおもいますが、2045にはうち半分程度が介護業銘柄に変わってしまう、野口悠紀夫の指摘する近未来はそういうこと

教育分野で言えば、製造業向けの人材輩出母体である大学工学部とか高専とか、今の半分で済んでしまい、それ以上に「社会福祉学部」みたいのが必要とされる近未来

現状、今の介護業界は、マンパワーの大半は中高年主婦に頼ってる。逆に言えば、中高年主婦のマンパワーだけでなんとか間に合っていて、若者新卒のマンパワーはさほど投入しなくても済んでいる/2045には、新卒の数割は介護業界に入社しないと間に合わなくなる

30年前などは、そもそも「介護業界」という業界そのものが存在しなかった。それが30年後には「全業界の中で最大の業界」になる。これほどの劇的な変化は想像しづらい

これはもう、日本人の思考パターンを変化させることになる。現代日本人は「製造業最適」な思考パターンになっていて、その証拠に小学校4年では「製造業から見た日本地理」を教育する/2045には、小学校4年の社会授業は「介護業から見た日本地理」に変わらざるを得ない

2045の小学校社会科では、「愛知県でクルマを作ってます」とか「海岸にコンビナートを作ります」なんて授業は、もう必要とされない。2045の小学校社会科では「老人ホームとサ高住の違い」とか「なぜグループホームは少人数、木造がいいのか? 」を授業してる

現状、地方財界は「電力会社・地銀・地元マスコミ・バス会社」が占めてるが、2045には「介護会社」が財界の要職を占める、そういう近未来

オフィス市場も変化せざるを得ない。丸ノ内辺りの重厚長大メーカー本社のプレゼンスが弱くなり、新宿辺りに本社構える介護企業のプレゼンスが強くなる/そもそも、首都圏に本社を構える必然性が薄い

ビッグサイトの展示会なんかは、今は半分程度が製造業系の展示会で、介護の展示会などは1つか2つ/2045には、ビッグサイトの展示会は、半分が介護業界展示会になる

欧米では「今の小学生の6割は、まだ世の中に出現していない新職業に就く」とされてる。社会のダイナミズムを感じる/日本じゃ「今の小学生の6割は、介護業界に就く」てなハナシになる。まあ6割よりは少ないだろうが

老人心理学程度は、2045の義務教育では必修科目になってるだろう