ジェンダーパラドックス

3月3日
ジェンダーパラドックス。男子の草食化が叫ばれているが、その原因として「母親が男の子の子育てで、極力騒がないように・腕白にならないように育て上げる」一方「女の子は自由に育て上げる」からだとの説

それこそ川崎市の事件のような「青少年の犯罪報道」が、母親の男児育児を委縮させ、「とにかく大人しく育つように」と腐心する。その結果、川崎市の事例のような一部の例外を除き、品行方正で草食な男子が量産される。

母親界隈では「男の子の方が育てにくい」との情報が、完全に「常識」として固定化されてしまっている。最近の日本の夫婦の「男の子はイラナイ、女の子が欲しい」という女児願望も同じ。

一方、昔の女子は「女の子らしく、大人しくしなさい」と育てられてきたが、現代ではそういうジェンダーな女児躾けは影を潜めている。その結果、「必要以上に抑圧されて子育てされてきた男子」と、活発度が逆転する。