50年前に府市統合してれば市交は郊外に行ってた

3月3日

橋下氏が『府・市が統合されてないことによるデメリット例』として提示したパネルに対して多数ツッコミが入ってる/大阪市交がメトロと比べて郊外乗り入れが少ないのは厳然とした事実。いくら橋下が嫌いだからと言って、厳然とした事実を否定しちゃいかん

50年前に市交が大阪市域外へのサービスの観点を有していたら、千日前線近鉄阪神規格(架線式大型車)で作って、上本町から近鉄が、西九条から阪神が乗り入れていたでしょうな。市交が乗り入れ不可な規格にしたから、近鉄阪神もそれぞれ別に延伸工事するハメになり非効率に

50年前に市交が郊外(=大阪市外)との利便性向上の意識があれば、たぶん四つ橋線国鉄規格(架線式・狭軌)で作って、国鉄湊町から関西線を都心乗り入れさせていたと思う。つまり、今のなにわ筋線問題は発生しなかっただろう。

第三軌条にしたから、トンネル断面が小さくて済むから、安く早期に地下鉄網が整備できたんですよ』というバカな意見もある。こういうのを安物買いの銭失いという/なにわ筋線と四つ橋線の二重投資とか、千日前線阪神近鉄なんば線の二重投資とか、問題と感じないのか?

大阪市交が大阪市域に固執するから、『今里筋線』という前代未聞の閑古鳥路線が出来たりする。そもそも、JRのおおさか東線と二重投資じゃないのか?

http://twilog.org/shinjukujiro/month-1503/allasc-2
3月4日
橋下氏の「市交問題モンロー主義批判」、50年前に大阪市大阪府が一体化していたら市交が郊外に行って便利だった、という歴史のイフとしては正しい/今大阪市大阪府が統合したら市交が郊外に行く、と有権者を誤解させるのは筋悪

「覆水盆に返らず」。50年前の政策判断ミスのツケを、永遠に大阪都市圏は背負い続ける

覆水を盆に戻す議論は無意味だから、未来を考える。遊休路線の千日前線今里筋線の沿線にインバウンド向けホテルを大量供給し、インバウンド観光客で閑古鳥を埋めるべき