日本人の99%はライオンキングに興味ない

7月15日
朝NHK「おはよう日本」7時のニュース見てたが、一番最初に「ライオンキング」の話題をしていてぶっ飛んだ。いつからNHKは芸能放送局になり下がったんだよ/ライオンキング見たい人は最初から民放の7時の情報番組を見る。朝からNHKを見る人は「芸能情報が、そもそも嫌い」な人なんだが

ライオンキングの方が安保法案の採決より重要だと思ってる「公共放送局」って、どこか間違ってないか?

「ライオンキング、計算したら延べ1000万人以上は見ている計算」、つまり「計算上は日本人の12人に1人が見ている筈」なのに「自分の周囲12人に聞いても、見たことある人間に出会わない」なツイートを見て、我が意を得たり

つまり、120人の日本人がいたら、「10回見に行ってる熱烈なリピーター」が1人いて、「試しに1回だけ見に行ったケド、別に再来したいとも思わない」な人が2人いて、「ライオンキングなんて興味ない」と行ったことがない人が117人いる、そんな分布では?これでも延べ人数は12人になる

「行ったことない」という層も様々で、「行きたいけど沖縄居住だから見に行けない」な地理的理由もあれば、「チケット代が高過ぎるから行けない、チケット安ければ行く」な人もいる。「ブラック企業に勤めてるから行くヒマがない、そんなヒマがあったら昼寝したい」な時間制約な人もいる

あとは「子供が小さいから、預けて行けない」なんてのもある/これらのハードルを全てクリアされたら、果して「ライオンキング」を見に行きたい日本人は、100人中で何人なのか?

「タダで、貴方の自宅の隣りで、ライオンキングを上演します。特別休暇も進呈しますし、お子さんもお預かりします」と据え膳状態でも、多分自分は絶対ライオンキングなんか「見ない」/

そういう日本人の方が、実は過半数なんじゃないか?

「高尚な文化」って、日本じゃ皆そうなんだよね。クラシック音楽も、美術も、1%のヘビーマニアと、99%の無関心市民で成り立ってる。

「ライオンキングのリピーターは『高尚』と評価されるのに、ラブライブのリピーターは『オタク』と気味悪がられる、これは差別だ」なツイートが笑える/ライオンキングを観劇したらFacebookに投稿できるが、ラブライブを見に行っても、恥ずかしくてFacebookに投稿出来ない。

ライオンキングって、まさにリア充な観劇趣味だよな。Facebook向き/Facebook文化に馴染めない自分は、ライオンキングにも馴染めない

よく考えたら、自分は「ディズニー嫌い」で「ミュージカル嫌い」だから、二重の意味でライオンキングは見に行かないな。「1万円積まれても、見に行かない」/10万円積まれてたら、まあ小遣い稼ぎということで、見に行くか。寝てしまいそうだが、

「企業からライオンキングのタダ券貰ったので、ヒマだから観劇したが、ツマらなかった」とか「寝てしまった」という芸術心がない人が、絶対に何名かいる筈なんだが、そういうことは「恥ずかしい」から、誰も投稿しない。