SNSで何を目指すか?

10月8日
業界の外の人たちの、「なぜ自分たちは不動産SNSを運営したり、本を出すのか?どこを目指すのか?」な、真剣な語らいがあったらしい/では、業界の片隅に生息する自分は、このTwitterで何を目指すのか?

のら様は、多分「小遣い稼ぎが目的」で、本を書かれたのでは「ない」と思う。本の執筆は手間が掛かって、割りに合わない/「湾岸妖精の卒業アルバム」というのは、多分本音だろうな

不動産クラスタが、SNSで活躍されたり、本を出されたりしてるが、不動産会社の同僚や上司が「何故、彼らはおカネにもならないのに、こんなことするのだろう?」と言ったりする

自分は不動産クラスタな方々の「おカネ抜きで、世間に発信したい理由」がよーく理解できるが、それを言うには「自分もSNSで発信してる」ことを白状しなきゃならなくなるので、黙ってる

自分がこっちのTwitterを始めたのは、以前自分がやってた掲示板(必ずしもテーマは不動産だけじゃない)が「破綻」したからなんだな。言葉は悪いが、こっちのTwitterに「逃げてきた」

業界の外の人たちがSNSへの思いを熱く語ってるのを見ると、「逃げ」のスタンスな自分は、恥ずかしく思ってしまう訳です

業界の中にいるから、ネタは割りと豊富で、業務時間内にネタ捜しは可能なんですが、一方で、「立場上、ツイートできないネタ」なんてのもあり、それは泣く泣く投稿見送っています

たま〜に、ここで投稿できないネタを、はてな匿名ダイアリー(増田)に放出することも、ある

まあ、自分もその意味では、カネカネにこだわりが薄いんだろうな。カネにこだわっていたら、SNSやってる時間で、もっと仕事してますな

というか、ある意味、この業界を「楽しんで」、仕事したりSNSしてる、というのが実態かな?

まあ、半分業界を楽しみながら仕事して、それでクビになっても、なんとかなるわい、な開き直り。その意味で、仕事する時のノリと、SNSの時のノリは、そんなに変わらない/こんなテキトーな社員がいて、ウチの会社もメーワクだろうな

テキトーといえば、自分ほどテキトーな親はいないだろうな。子供にとってメーワク/下の子が「公園に行こう」と言ってきても、「はあ、メンドクサイ」/そんなんだから、メタボになって、血圧が上がってるんだろうな

自分の知人のキャリア官僚が、行政法の本を書いてた。印税収入は皆無に近く、手間倒れ状態/なのに、一生懸命執筆してた。あれは霞ヶ関の卒業アルバムなんだろうな

その霞ヶ関官僚は、ある意味パーフェクトな人間で、だから融通が利かない/「僕なんかが、親になる資格はない」と考え込むタイプで、だから結婚してるが子供はいない/新宿次郎みたいな「ちゃらんぽらん」な方が、何も考えないから、親になれる

なんか支離滅裂なこと書いてるな、自分/要するに、「みなさん、のら様の本を読みましょう」ですよ。実質手弁当で、あそこまで書かれるのはスゴイ

のら様本、又同僚に貸したから、少ししか読めてない、、/ただ、少し読んでみての感想は「読みやすい」/主張は沖有人氏と共通していても、断然「読みやすい」/理由を考えたが、沖先生は「数字で説得、いや論破しようとしてる」気がする/その点、のら様は「対話している」

やはり、SNSで対話のトレーニングを積まれているのら様の方が、沖先生より、「共感力」では上を行ってます。沖先生の話法だと、理詰めで迫られ、逃げ場がない感じ

のら様本の読みやすさは、一種の「プレゼン力」なんだろうな。沖先生の本は、情報は豊富でも、一般人にいささかとっつきにくいのは、プレゼン力の差/これ、何処か見たことある、と思ったら、そうか、池上彰だ。のら様は不動産界の池上彰だったんだ

あっ、沖先生の本がダメだ、と言ってる訳じゃないですよ。ビッグデータに裏打ちされた説明には、説得力がある/ただ、読んでいて「疲れる」のも事実

池上彰と言えば、タレントの素人チックな質問に対して「いい質問ですねぇ〜」と褒め上げるのが芸風/のら様本も、構成に「Q&A」を使われてる。まさに池上彰