管理職こそ年齢的に残御規制を強化すべき

6月3日
厚生労働省が、残業時間の絶対的上限の新設を議論してる。休日除いて月60時間とか、休日入れて月80時間とか/これ、管理職(含む名ばかり管理職)は全く議論の俎上に上がらないのね。「何とかしてくれ〜」という40代は(自分も含めて)多いと思うのだが。

というか、相対的に体力が落ち、脳血管のトラブル発生率が20代30代より高くなる40代こそ、積極的に過労死対策を講ずるべきでは?確かマイニュースジャパンで「過労死は中年管理職に多発してる」と特集組んでいた筈だが

いろんな企業のVorkers書き込み見てると、「課長代理までは残業付いていて年収多かったが、課長になると管理職扱いなので残業付かなくなり、課長代理時代より実質的な年収が下がった」的な書き込みが多数なんだよな。この辺の逆転現象も、どうしたものか?

「管理職扱いな課長」といっても、「部下もいない、権限もない、名刺だけの課長」なんてのも結構いたりする。そういう課長が、残業代はおろか、過労死対策法制の網から漏れてしまうって、何かオカシクないか?

「部下なし、権限なし、名刺だけの課長」が何故日本に存在するか?というと、結局年功序列で「40歳になったのだから、部下は付けられないが、肩書だけは上げておこう」という「人事の親心」なんだろう。とりあえず家族には体面が保てるが、その分過労死リスクも引き受けることになる

6月4日
医学的に考えたら、絶対的残業時間規制は年齢毎の規制が妥当なんじゃないの?20代は100時間、30代は80時間、40代は60時間、50代は40時間、てな感じ/取締役以外は、部長だろうが課長だろうが残業時間規制対象になる、それが「医学的には」妥当

有給義務化法は、同時にホワイトカワーエグゼンプション(高年収ホワイトカワーの残業規制除外)とセットで提案されてるので、野党の猛反発で全く審議が進んでない/何故切り離して提案できなかったのか? / “キッズウィークよりも有給休暇の…” http://htn.to/8nL67i