夏木静子は推理小説書かなくても左うちわだった

10月6日
本屋には警察小説、刑事小説が並ぶから、「警察の過半は、刑事だ」と部外者は勘違いしそうになる/しかし、警察の実態としては、交通警察部門とか、機動隊部門とか、防犯部門とか生活安全部門とかの「非刑事部門」が大半なんだろうな。
夏樹静子の推理小説読んだが、夏樹静子って、出光一族に嫁いだんだな/ということは、「別に、推理小説書かなくても、全く生活に困らなかった」訳で、言い換えると「趣味で、推理小説書いてた」んだな/皮肉なもので、そういう「趣味で書かれた推理小説」の方が、生活の為の小説より面白かったりする
生活の為に推理小説書いてる人から見たら、夏樹静子みたいな「趣味で、推理小説書いてた人」に、推理小説の売り上げを奪われることは、「生活の糧の侵害で、腹立たしいことこの上ない」だろうな。「お願いだから、趣味の推理小説家は、引退してほしい」的な
コナン・ドイルの人生は何だったのかと。歴史小説書きたくて、でも歴史小説は全く売れず、「生活の為に始めた推理小説」が大ヒット/生活が成り立ったので、「趣味の歴史小説を執筆」しようとしたら、ホームズファンの「脅迫」により、歴史小説執筆が許されなくなった
夏樹静子は、その意味では「理解のある旦那」だったんだろうな。下手に趣味の推理小説書き始めようとしても、「出光一族の品位が汚れる」と反対されていた可能性も、あった訳でして
逆に言えば、文才に溢れていて、生活も不自由なく「趣味の文筆活動が出来る」環境にいるが、「一族郎党から、品位を汚されるから、との理由で、小説執筆を反対されてる名家の子弟」というのが、実は少なくないんじゃないか?
新出光って、出光興産とは資本関係ないのか?森ビルと森トラストみたいなものか?
夏樹静子から、夏つながりで夏目漱石を連想/つくづく不思議なのは、「胃の病気って、死ぬほどのものなのか?」ということ。現に夏目漱石は「胃の病気で死んでいる」/明治時代は、胃の病気は「不治の病」なのか?
自分はむしろ、多少胃の病気をしてみたい位だ。胃の病気になれば、食欲が減退して、結果的にメタボが解消して高血圧心臓病脳卒中リスクが減って「健康になる」