優駿と競馬

6月22日
カジノ云々が話題だが、公営ギャンブルの歴史を見ると、競艇も競輪もオートレースも戦後からの歴史なんだな。戦災復興費用捻出が目的/であれば、カジノだって「高齢化・福祉財源捻出」の目的で合法化できないものか?

競馬のみが、戦前からの歴史だが、戦前と戦後で目的が全然違う。戦前の競馬の目的は「軍馬の育成」/終戦後、軍馬育成目的が終了した時点で、何故競馬は廃止されなかったのか?/やはり、復興費用稼ぎが目的に変質したんだろうか

もし終戦時に競馬が廃止されていたら、今の北海道日高地方は、何の農作物を作っていたか?根釧原野みたく、乳牛の酪農地帯になっていた?

因みに、戦前の馬の産地は日高地方じゃなかったらしい。千葉とか岩手(小岩井農場)とかが主産地だったらしい

競走馬の世界では、血統のいい馬同士で「種付け」して、いいサラブレッドを作ろうとする/そんなことせずに「遺伝子組換え」でサラブレッド作ればいいんじゃね?とも思うが、そういうのはオリンピックのドーピングみたいな「ズル」なんだろうか?

@aoisaburo 「遺伝子組換えがダメ」なのであれば、逆に「こっそりと遺伝子組換えでサラブレッドを作る」的な犯罪ミステリー小説が作れそうな気がする

「遺伝子組換えでサラブレッドを作る」よりも、「実績ある馬のクローンを作る」の方が確実な気がしてきた。現代の技術なら、馬のクローンも作成可能だよね?

ということで、どこかのミステリー作家が「サラブレッドのクローンを作って賞金稼ぎまくり」的なミステリー書いてくれることキボンヌ

なんで競走馬についての連ツイしてるかと言えば、宮本輝の「優駿」を読んでるからだが、さりげなく「今、ソ連が北海道を侵略したら、このサラブレッドを連れて逃げます」なんてセリフがある/今の若い人は、33年前の北海道人が潜在的に「ソ連侵略の可能性を危惧して生活してた」ことを知らないだろうな

当時の本屋とか、フツーに「ソ連の北海道侵略云々」という仮想戦記本がベストセラーコーナーに山積みされてたからなあ

6月23日
まだ「優駿」読んでるが、「ガス自殺」という話が出てきた/ガス自殺とは懐かしい。いつから都市ガスは、「自殺出来ない成分」に変わったのか?