ビジネス・経済ブレーク64・沖縄県は2000円札を基軸紙幣として

ビジネス・経済ブレーク64・沖縄県は2000円札を基軸紙幣として通貨独立せよ
(なんでも掲示板 05年10月 投稿済)

暴論:沖縄県は2000円札を基軸紙幣として通貨独立せよ  投稿者: スルッとKANTO  投稿日:10月19日(水)08時30分40秒

忘れていたよ・・・

http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20051018c6c1802g18.html

>全国的に流通量が激減している2000円札。(中略)
>普及活動を進めている沖縄県では、流通量が激増している。
>今年度上半期(4―9月)の県内流通量は約2億3700万円と
>前年同期に比べ86%増えた。
>同県は2000円札が発行されて5年になる今年、日銀那覇支店が中心となり
>流通促進委員会を4月に設置。9月までの半年間、コンビニエンスストア
>ATMをすべて2000円札対応に変更したり、ホテルで2000円札を使うと
>割安になるサービスを実施するなど流通促進に努めてきた。
>一方、全国の発行残高は昨年8月末の約5億1300万枚をピークに一貫して減少、
>今年9月末では約4割減の3億400万枚。
>日銀は「2000円札は小口決済に適し、省資源、効率化にもつながる
>よくできた紙幣」(大沢真那覇支店長)とアピールするが、
>減少傾向に歯止めがかからない。

>ホテルで2000円札を使うと割安になるサービス
って、すでに紙幣としての最低存在条件である同価性
(他の紙幣と同価値で取引される性質)を放棄してるじゃないか。

で、全国で3億400万枚
うち沖縄県内で2億3700万枚
・・・ということは「ナイチャー」では6700万枚しか
出回っていない、ということ。

つまり
2000円札の5枚に1枚しか「ナイチャー」にはない。
★ナイチャーにおける普及率は、人口1人当たり0.5枚
 その大半が銀行(日銀)にあると思われるので、
 個人のサイフには0.1枚以下?
★「ウチナンチュー」における普及率は、
 人口1人当たり200枚
 実に対ナイチャー比400倍の普及率。
 金額に直すと、1人当たり40万円を「2000円札」のカタチで
 持っていることになる。
 勿論その大半が銀行にあるのだろうが、恐らく個人のサイフにも
 数枚は存在していると思われる。
 沖縄県全体では4,740億円。

 ・・もはや基軸通貨じゃん(笑)

既に紙幣としての同価性を放棄しているのだから、開き直って
沖縄県は2000円札を基軸通貨として、本土円から通貨独立
してはどうか?
沖縄は物価水準が安い(東京の半分とも言われる)から、
本土のように1万円札を基軸とする必要はなく、2000円札が
基軸にした方が、むしろうまく行くのかもしれない。

「本日の為替です。
 東京市場で1ドル=110円20〜30銭、
 沖縄市場で1円=1.1235沖縄円・・」
なんてニュースキボンヌ。

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2000円札の普及率が低い理由  投稿者: 晩餐館  投稿日:10月28日(金)13時34分6秒

アメリカでは20ドル札(=約2000円)が広く流通しているので、日本でも浸透するでしょう」ととある経済評論家が言っていたようだが...

日本とアメリカではズバリ、「お金の数え方が違う」のです。

アメリカのお金の数え方は一言で言うと「上皿天秤」の数え方なのである。
上皿天秤で重さを量るとき、まず重い分銅をのせて、重ければ軽い分銅に変える。軽ければさらに分銅を追加して、最終的に釣り合った時の分銅の重さを合計する、という方法である。

お金を数えるときも87ドルの物を買って100ドル出すとする。その時のお釣りは

1)87ドルに20ドルを足す。87+20=107で、100ドルをオーバーしてしまう。
2)20ドルを下げ、10ドルを足す。87+10=97で、100ドル以下となる。
3)ここで10ドルを足すと合計20ドルで1)と同じになるため、5ドルを足す。97+5=102で、オーバー。
4)5ドルを下げ、2ドルを足す。97+2=99で不足。
5)2ドルを足す。99+2=101でオーバー。
6)2ドルを下げ、1ドルを足す。99+1=100で、ちょうど100となった。
7)今まで足した金額の合計を計算。10+2+1=13で、お釣りは13ドル。

こんな数え方だから、上皿天秤で2gとか200mgとかがあるように、お金にも2ドルとか2セントとかの「2」を単位とするお金があるんです。

対する日本では100−87=13と引き算で一発、しかも計算で使う「そろばん」は15の玉しかないため、お金にも「1」と「5」の単位があれば十分なわけです。

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ちなみに  投稿者: 晩餐館  投稿日:10月28日(金)14時06分26秒

つまり、2000円札が出るなら、200円玉、20円玉、2円玉も出すべき、ということなんだろうが、この3つ、意外と使用頻度がありそうである。

まず、200円玉。かつて「ワンコイン」といえば100円だったが、最近の物価高で100円での商品提供は難しくなっている(100円ショップも、消費税の影響で「105円ショップ」になっている)。でも、500円というのは物にもよるが、ちょっとお高い感じがする。そこで「200円」の登場である。200円ならそれほど割高感も感じないだろうし、100円では難しかった商品も提供できるようになる。自販機業界の売り上げが多いジュースやタバコなどが200円商品をこぞって作り出す、と思われる。

次に20円玉。これも自販機向けか。120円の商品を買うのに、100円玉1枚10円玉2枚の計3枚が必要だったのが、100円玉1枚と20円玉1枚の計2枚で済むようになる。

そして2円玉。10円以下の小額硬貨と言えば、思い出すのが消費税。消費税導入時に1円玉、5%アップ時に5円玉が多く生産されました、と言うニュースを覚えている人も多いと思う。仮に2%上げて7%になったら、100円のものは105円から107円になる。2円というのが、ちょうどこの値上げ分に相当するので、7%アップで2円玉の需要が爆発的に増えるのではないか。

こうして考えると、2000円札発行も、やがて来る2円玉需要増を見越した消費税アップの予告を意味している、と読むことができる。

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