ビジネス・経済ブレーク95・紙幣貨幣を禁止してSUICA決済する近未

ビジネス・経済ブレーク95・紙幣貨幣を禁止してSUICA決済する近未来

(なんでも掲示板 07年03月 投稿済)

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フィクション〜私はSUICAと暮らしています 投稿者:スルッとKANTO 投稿日: 3月 4日(日)15時08分11秒


勿論下記の話はフィクションです。

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未来SF〜2039年の日本

いよいよ日本の経済史を変える大イベント、「紙幣・硬貨廃止法」が施行される。

2040年12月までに、日本国民は手元の紙幣・硬貨を、
「SUICA」に入金しなければならない。

2041年1月から、日本銀行券・財務省鋳造硬貨は、
製造が停止され、その法定通用力が失効する。

政府は、国民1人当たり、10枚のSUICAを発行する。
例えば、預金や株等を除いて、現金が157万3,467円ある人は、
SUICAに157万3,467円を入れるのである。

1名1枚しかないと不便なので、最大10枚まで発行される。
先述の場合、カードAに100万円入金、カードBに50万円、
カードCに7万3,467円入金する、なんてのも可能である。

「SUICA」への入金は、全国の銀行、郵便局、コンビニで
受け付けられる。
さらに、公衆電話ならぬ、「公衆SUICA」なるものも、全国の
街角にお目見えする。

例えば、職場で飲み会があった際に、
「じゃあ1名当たり5,000円集めますね」というシーンにおいて、
紙幣・硬貨がないと費用清算ができない。
なので、そういうときのために、公衆SUICAで清算するのである。

結婚式場、葬儀場に公衆SUICAが設けられたのは言うまでもない。
香典は公衆SUICAで支払われるようになる。

全国の全事業所、及び個人で商売をする人に、SUICA端末が配布された。
八百屋で買い物してもSUICA支払、肩こりマッサージ受けても
SUICA支払、ソープランドの支払すらSUICA支払になる。

で、SUICA導入の最大の目的は、
「日本国内の全経済活動の把握」にある。

SUICAの決済情報は、即座に国税庁に伝わる。
なので、SUICAを通して、全経済活動の把握が可能になる。
もっと露骨に言えば、「脱税するのが不可能な社会」になる。

国税庁のセールストークは「税務申告不要な社会」。
SUICAのデータによって、自動的に税金が計算され、
自動的に税金が徴収される。
なので、
「国民は税務申告手続が一切不要になり、国税庁も職員を大幅カットできます」が
導入推進の最大理由だが、国税庁のリストラには疑問視の声も大きい。

なお、SUICAによる資金移動には、「対価情報」が必要になる。
八百屋で買い物した場合、「50円 白菜」という情報が国税庁へ。
ツタヤでDVDレンタルした場合
「350円 女子大生禁断の部屋 1泊2日レンタル」の情報が国税庁へ。

国税庁は「物価調査機能も兼ねることになるので、経済運営上も非常にプラス」と
説明しているが、市民グループは「購入履歴情報というプライバシーを国家が握るのか?」と
猛反発している。

明細情報を入力しなくても有効は有効だが、それは「贈与」の扱いになる。
「甥の●●ちゃんへお年玉 1万円」も贈与。
「マンション近隣への迷惑料支払 3千円」も贈与。
で、贈与税が課されるのは言うまでもない。

実はウラでSUICA導入に反対したのは政治家だ、とも言われる。
「政治献金、ましてワイロがガラス貼りになっては、とても政治活動ができない」
からである。
まあ頭のいい政治家のことだ、献金じゃなくて、「対価を付けて」渡すように
なるのかもしれない。
「SUICA履歴 A建設会社からB代議士へ3,000万円 絵画購入費として」
その絵画というのは、A建設会社の社長の孫が、幼稚園で書いた絵だったりする。

このシステムのプラットフォームは「SUICA」「エディ」「ID」「デビットカード
「オサイフケータイ」等々で受注を巡り猛バトルが展開された。
結局勝ち残ったのはSUICAであった。
ケータイのようなアイテムが要らない、SUICAカードだけがあればいい、というのが
勝ち残った理由、とされているが、ウラの理由は様々に憶測されている。
SUICAシステム採用と引き換えに、2037年に大事故を起こし瀕死の日本航空
「SUICA共同体」として子会社化して引き取るように、SUICAの盟主、
JR東日本に交換条件として呑ませた、というのが真相とされるが、本当なのかどうか。




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(無題) 投稿者:なかだ 投稿日: 3月 5日(月)12時35分38秒


>ケータイのようなアイテムが要らない、SUICAカードだけがあればいい

はて、EdyもiDもデビットカードもそうでは?
もっともデビットカードだけはカードそのものに情報がのっかっていないが。
特にEdySuicaは基本的な仕組みは全く同じです。




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Re: フィクション〜私はSUICAと暮らしています 投稿者:くろだ 投稿日: 3月 5日(月)19時26分31秒


> で、SUICA導入の最大の目的は、
> 「日本国内の全経済活動の把握」にある。

物々交換やられたら把握できないわけですが。
ex.パチンコの「換金制度」




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続・フィクション〜私はSUICAと暮らしています 投稿者:スルッとKANTO 投稿日: 3月 6日(火)20時41分41秒


くろだ様ご懸念の通り、2041年〜2042年になると、一部地下経済
「金地金」を媒介した物々交換を行い始めた。

当局は「平成の刀狩り」と称して、物々交換の媒体になりそうな
以下の物品の一定量以上の所有を禁止する法律を施行した。

・金
・銀
・プラチナ
・ダイヤ
・旧貨幣
・骨董品

しかし闇経済は性懲りもなく、新たな媒介手段を探しては
取引を行なうのであった・・

ところで2042年も「平成」なんだろうか?




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暴論:強盗抑止のために現金全廃し生体認証電子マネーへ完全移行せよ〜磯谷利恵さんの墓前に捧ぐ 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2009年 3月18日(水)20時23分41秒


名古屋地裁で「闇サイト殺人」の一審判決が言い渡された。
犯人3人のうち「自首」した1人について死刑回避されたことについて
様々な議論があるようだ。
死刑存置論者は、「死刑制度は犯罪抑止効果がある」と
考えているようなので、死刑廃止論者は、きちんとした「対案」を提示しないといけない。

なので、一見「暴論」とも思える対案を提示したい。

この種の強盗(殺人)事件の動機は「金銭の奪取」である。
であれば、その動機を「無意味」にしてやれば、少なくとも
「強盗目的」の犯罪は大幅に減少することが期待できる。

以前「経済ブレーク」で次のような投稿を行なった。
「ビジネス・経済ブレーク95・紙幣貨幣を禁止してSUICA決済する近未来」
http://itaru-m.hp.infoseek.co.jp/business/95.htm

・・・ここで「未来の通貨」となるSUICAに、
「本人しか使用できない機能」を付与する。
(恐らく生体認証の発展系でしょう)

この機能を付与した上で、現金の全廃を徹底すれば、
「道を歩く通行人」は、「本人しか使用できない電子マネー」しか携行していないため、
「通行人を強盗殺害して電子マネーを奪取しても、使用できないため、強盗行為そのものが減少」
するものと思われる。

また、家に押し入って現金を奪取しようとしても、これまた電子マネーが使えないのだから、
そのような「無意味な行為」に及ぶアホは減少する。

あるとすれば、自己満足目的で宝石を奪うとか、自己満足目的で腕時計を奪うとか、
使用目的で家電製品を奪うとか、それくらいになる。
仮に宝石を奪っても、現金全廃社会では、換金化を図るのにも「一苦労」である。

もっとも、課題としては、
「お父ちゃんが脳梗塞で倒れて、手術代が必要になったが、
 お父ちゃんのお金を使うことができない(生体認証できないので)」のような事例が考えられるが、
これは別途対策を考えてみる。


続・私はSUICAと暮らしています。

投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2009年 6月30日(火)20時36分42秒


以前、脱税の完全防止、徴税事務の無人化のためには、
貨幣紙幣を全廃して電子マネーに移行すべきだと暴言を吐いた。
http://itaru-m.hp.infoseek.co.jp/business/95.htm

さらに、電子マネー化は、強盗事件発生防止効果がある、とも主張したが、
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/a99aba3d8afc89011eb40d9331b5b4d1
では、
「日本の政策当局が紙幣の廃止を検討している、と海外サイトが伝えている。
 その理由は、マイナス成長下では金融政策・金利政策が不全を起こすため、
 現金課税等の極論で以ってデフレ退治を行わざるを得ないのだが、
 現金課税する位なら貨幣電子化を実施すれば、実質的現金課税が容易になる」
ということらしい。

そして「世界でもっとも電子マネーが普及している日本なら、SF世界のような
紙幣廃止も夢ではない」としている。

つまり、
「12月31日→1月1日の年越し時に、1%分減少させる」なんて操作は
SUICAマネーならいともカンタンに実施できちゃう、ということ。

つまりSUICAマネーは、
「脱税防止&徴税事務合理化」「強盗予防」そして
「デフレ下の金融政策手段」として最も有効な手法になる、ということである。






引用は正確に

投稿者:なかだ 投稿日:2009年 7月 1日(水)08時51分25秒


池田信夫さんのブログ、おもしろいですね。
それはともかく、管理人氏のは引用ではなく、要約したつもりなのでしょうが、どうしてわざわざ不正確に書くのですか?

・紙幣の廃止⇒「現金を廃止する」「硬貨や紙幣を廃止」
・世界でもっとも電子マネーが普及している日本
 ⇒「6種類も電子マネーの普及している日本」

あのブログのどこに世界でもっとも電子マネーが普及している日本と書かれていましたか?
それはともかく、私は徹底した電子マネー/クレジットカード派なのですが、私が普段買い物をしている街の八百屋や魚屋を見ると、現金の廃止はまだまだ大変だと思いました。
あと、香典やらご祝儀はどうなるんでしょうね。商品券か?






池田氏のブログを

投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2009年 7月 1日(水)20時46分14秒


前日か前々日に見て、これは書かなきゃ、と思っていたが、
書くのにもたもたしているうちに、記憶が変質してしまった。

以前あじあ号様と会話したときに
「お前、それ以前の発言と齟齬している。記憶が変質しているぞ」と
指摘されたことがありましたが、こんなに短期間で変質してしまっては、若年性痴呆症か・・・






Re:池田氏のブログを

投稿者:なかだ 投稿日:2009年 7月 1日(水)21時11分40秒
編集済


記憶が変質して、っておっしゃいますが、URLを引用してるんですからその場で読めばいいだけじゃないですか(笑)。

やっぱり文系の人と理系の人の違いかなあ。


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