(なんでも掲示板 05年09月 投稿済)
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(無題) 投稿者: スルッとKANTO 投稿日: 8月25日(木)20時48分51秒
「スルッとKAN党」のマニュフェスト
3億の宝くじが100本あたったら(300億円貰えたら)、
そのお金で比例ブロック(東京か近畿?)にでも立候補しようか?
比例で立つには他に候補者を探さにゃならん。
ウチの妻でも立てるか?
★道路予算の半減、鉄道シフト(鉄道予算倍増)による
財政収支改善&モーダルシフトの実現
道路と鉄道ではケタが違っているので、これで充分に
支出削減ができる
★自動車諸税の増税
公共交通バウチャー制度の創設
★都市の有効活用
容積率の未消化土地や市街化調整区域に対する懲罰的課税
小規模宅地に対する固定資産税等の優遇措置の撤廃
固定資産税の大幅引き上げ(2〜5倍)、国税化
(代替措置として消費税の地方税化)
⇒この財源を以って財政収支の改善を目指す
(逆に言えば、消費税率アップやサラリーマン増税をしなくても、
これで財源は賄える)
★郵政は民営化の上、過疎地域についてはインフラ部分について
公的機関が所有する。(いわゆる「上下分離」)
ポストバスの積極導入
一応現在の法案には賛成の上で部分修正
★リバースモーゲージの推進
★年金制度の廃止(既に支払った分を被保険者に返金精算)
生活保護的給付制度へ一本化
★新エネルギー促進(風力発電・太陽光発電等)
風力発電建設ファンドの整備
★農家への直接補償制度の導入
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自画自賛 投稿者: スルッとKANTO 投稿日: 9月10日(土)21時57分8秒
スルッとKAN党のマニュフェストは
「道路建設を半減します」⇒地方に痛み
「固定資産税・都市計画税を国税化し段階的に5倍にします」⇒都市に痛み
痛みを双方にバランスさせたいい案だと思うのだが、と自画自賛してみる。
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雑感 投稿者: まる 投稿日: 9月11日(日)13時33分24秒
>>「道路建設を半減します」⇒地方に痛み
地方に痛みの内訳ですが、管理人殿は道路建設が滞ると
地方の人が交通不便を感じることだけを言っておられるのでしょうか。
だいたいどの都道府県でも、土木・建設業に携わる就業者の割合は
全労働人口の10%前後です。他の業種から土木・建設業への転進は
可能ですが、土木・建設業関係から、他の業種への転職は
困難を伴うことが多いと思われますので、約5%の失業者を生じることになります。
この失業者について、どうお考えですか。
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まる様へ 投稿者: スルッとKANTO 投稿日: 9月12日(月)07時43分21秒
小生の「痛み」には、建設業の失業も含まれます。
少なくとも、前途有用な若者が、建設業に就職する数を
大幅削減する必要がある。
(つまり、最低でも新規就職者をゼロに近づけ、
自然減に持っていく必要がある)
現労働者も再教育して別の雇用セクターへ移行して欲しいですが。
有用な建設工事もあります。
まずは、耐震工事。
特に首都圏を中心として、震災時に倒壊危険性のある民家を
大量に放置しているのは、政策の怠慢でしかない。
もっとも、今の細分化した土地所有を前提として耐震補強を行なっていいのか、
という問題点はあります。
どうせなら、細分化した土地利用を集約・高度化した上で耐震性を高めた方が
手戻り工事が少ない。
それから、大規模風力発電所工事などは、後世に残る有用な工事でしょう。
道路工事の場合、非生産的な建設セクターに人員を貼り付けるデメリットのみならず、
道路維持コストを後世に残す、という意味でもデメリット大。
今でこそ、道路のメンテナンス工事は道路工事の2割程度ですが、将来道路が老朽化すれば
この数字は5割にまで跳ね上がると言われている。
従来言われていた「後世に道路が残るメリット」は、
「後世に道路維持費用が残るデメリット」に変化している。
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れす 投稿者: まる 投稿日: 9月12日(月)12時19分28秒
>少なくとも、前途有用な若者が、建設業に就職する数を
>大幅削減する必要がある。
>(つまり、最低でも新規就職者をゼロに近づけ、
> 自然減に持っていく必要がある)
特定の世代で建設業従事者がゼロになると、2007年問題同様
建設技術の継承ができず、技術力の低下を招きます。
採用数ゼロを継続するなど非現実的な話です。
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続き 投稿者: まる 投稿日: 9月12日(月)12時25分44秒
>もっとも、今の細分化した土地所有を前提として耐震補強を行なっていいのか、
>という問題点はあります。
>どうせなら、細分化した土地利用を集約・高度化した上で耐震性を高めた方が
>手戻り工事が少ない。
ここのところがよく分からないのですが、土地を所有する権利は資本主義社会で
認められた基本的な権利の一つだと思われます。それを集約、高度化するというのは
共産主義国家でよく行われることではないかと・・・・。
それとも、大手デベロッパー的発想なのでしょうか。
>道路工事の場合、非生産的な建設セクターに人員を貼り付けるデメリットのみならず、
>道路維持コストを後世に残す、という意味でもデメリット大。
>今でこそ、道路のメンテナンス工事は道路工事の2割程度ですが、将来道路が老朽化す>れば
>この数字は5割にまで跳ね上がると言われている。
>従来言われていた「後世に道路が残るメリット」は、
>「後世に道路維持費用が残るデメリット」に変化している。
高速道路のことを指しておられるのか今ひとつピンときませんが
一般道路でいえば、既にメンテナンスが必要な程度に老朽化している
ものが多く、アスファルトの張替え工事が頻繁に行われているのを
目にすると思います。
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レス 投稿者: スルッとKANTO 投稿日: 9月13日(火)00時15分25秒
>ここのところがよく分からないのですが、土地を所有する権利は資本主義社会で
>認められた基本的な権利の一つだと思われます。それを集約、高度化するというのは
>共産主義国家でよく行われることではないかと・・・・。
>それとも、大手デベロッパー的発想なのでしょうか。
土地の所有権そのものの否定はしません。
しかし、固定資産税の小規模宅地の優遇措置に見られるように、日本では
必要以上に細分化された土地を優遇しすぎている。
最近では再開発等により多少は改善されましたが、まだまだ容積率は
未消化状態であるといえる。
土地が100?未満に細分化されてしまうと、エリア建蔽/容積率が
60%/200%であっても、実効消化容積率はせいぜい
アバウト100〜150%程度にとどまってしまう。
これらの土地を1,000?以上にまとめて中高層マンション等を
建築すれば、法定容積率を消化でき、ゆとりある居住空間を提供できる。
因みに、戦前の日本では都市部は貸家が当たり前でした。
今のような「狭小持家文化」が都市に根付いたのは、戦後自民党が
都市市民の保守化を狙って持家促進政策を展開したから、とも
噂されています。
ヨーロッパなんかでも中心部なんかはアパートメントが主体ですよね。
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れ:容積率 投稿者: まる 投稿日: 9月13日(火)12時08分44秒
>土地が100?未満に細分化されてしまうと、エリア建蔽/容積率が
>60%/200%であっても、実効消化容積率はせいぜい
>アバウト100〜150%程度にとどまってしまう。
>これらの土地を1,000?以上にまとめて中高層マンション等を
>建築すれば、法定容積率を消化でき、ゆとりある居住空間を提供できる。
書き方のニュアンスがかなり気になるのですが、法定容積率は上限が
定められているという類のもので、その容積率を消化しなければならない
というものではないと思いますが如何でしょう。
法定容積率が高ければ高いほどいいのなら、法律を変えて容積率を
高くすればいいだけのことではないでしょうか。
森ビルは、うまいこと地権者をまとめて、六本木ヒルズを作ったのでしょうが、
所有している土地がマンションに変わると、資産価値が経年劣化するだとか、
他にも複雑な問題が絡むので、私がもし地権者だったら断りますねー。
ちなみにもし100m2の土地を提供したら、どのくらいの広さのマンションに変わる
というのでしょう。
経験上、権利関係が複雑だったり、あいまいなものはトラブルのもとです。
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(無題) 投稿者: スルッとKANTO 投稿日: 9月13日(火)18時47分33秒
>書き方のニュアンスがかなり気になるのですが、法定容積率は上限が
>定められているという類のもので、その容積率を消化しなければならない
>というものではないと思いますが如何でしょう。
消化しなければならないという法的義務はありませんが、
都市の有効利用の観点で考えると、消化するのが望ましい。
一部の商業エリアでは、「最低高さ制限」というのがあります。
低層住宅の存在そのものを認めない。
このように法律で強制する方法と、固定資産税を重税化することにより
高度利用へ追い込む方法の2通りありますが、個人的には税による
誘導を支持します。
>経験上、権利関係が複雑だったり、あいまいなものはトラブルのもとです。
日本の不動産の特徴として「土地」と「建物」が別所有権になっているのが
当たり前、という仕組み。
諸外国では土地所有者と建物所有者が一致しているのが通常です。
「土地」と「建物」の所有権が分離しているため、底地権、借地権、
借家権等が錯綜して複雑になってしまう。
できれば土地と建物の所有権を整理したいですが、このままでは
100〜200年はかかるでしょうね。
>所有している土地がマンションに変わると、資産価値が経年劣化するだとか、
>他にも複雑な問題が絡むのでマンションの経年劣化ですが、
「躯体部分」と「内装・設備部分」の構造を分離することにより、
★内装・設備等(劣化しやすい部分)についてはイージーリフォーム
できるようにする
★リフォーム費用が嵩む躯体部分については、耐用年数を100年にすることで
メンテナンスフリーに近い状態にする
ことにより資産価値の劣化を抑えた「スケルトン&インフィル住宅」が
普及してきています。
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