歴史ブレーク5・歴史のIF
(なんでも掲示板 01年2月 投稿済)
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歴史にIFは禁物ですが、まあお遊びネタとして。
1)関東大震災が無ければ、日本の敗戦はなかったであろう。
関東大震災により、日本が不況になり、軍部の進出につながったのです。
まあ、世界大恐慌の影響もあったでしょうから、原因は関東大震災オンリーでは
なかったでしょうが。
2)阪神大震災がなければ、今の政界地図は塗り変わっていた。
95年1月17日、まさにその日に当時の社会党の山花貞夫氏は新党派
「民主主義・リベラル新党」を結成しようとしました。
しかし、震災により離党活動への国民の猛批判が沸き起こります。
山花氏にとって痛かったのは、新党メンバーに兵庫県の議員が多かったことです。
結局、山花氏は離党を断念します。
この離党が成功していれば、当時の山花新党(=社会党右派)・公明党・小沢グループと
自民・社会党左派・さきがけ、という政界再編が実現していたでしょう。
3)スパイ・ゾルゲがいなければ・・・
「ゾルゲ事件」とは「ドイツ人」のゾルゲが「友好国」日本の機密に近づいた事件です。
「ドイツ人」ゾルゲは、実はソ連のスパイでした。
で、ゾルゲは、日本が北進(=ソ連を攻める)か南進(=アメリカを攻める)かの
情報をキャッチしました。
即ち、日本軍は南進に転じることがわかったため、ソ連軍は(たとえ関東軍が
「関特演」などの演習行動を満州で行っていても)安心して全兵力をナチスドイツに
投入することができました。
ゾルゲがいなければ、ソ連軍はシベリアに相当兵力を残存しなければならなかった
ため、独ソ線の行方は変わっていたでしょう。
歴史のIf 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2008年11月14日(金)22時04分42秒
日露戦争はアメリカの仲介により、
日本に有利な形で停戦が成立した。
教科書では「日本がロシアに勝利した」と教えているが、
実態としては「文句なしの勝利」とは言いがたい。
「歴史のIf」として、アメリカが仲介した停戦が
仮に非成立、戦闘続行となっていたらどうなっていただろうか?
国力の余力としては、日本に戦争継続能力が低かったため、
日本は不利な形勢に追い込まれるだろう。
つまり、「敗戦」になっていた可能性が高い。
こうなると、朝鮮半島はロシアの勢力下となり、
日本では軍部の発言力は低下していただろう。
・・・つまり、1945年の「敗戦」が、35年前倒しで訪れていた、ということになるのでは?
日本にとっては、35年前倒しで敗戦を迎えていた方が、
ダメージは浅く済んでいたのかもしれない。