科学算数ブレーク10・脳が見ている画像は正しいか?

科学算数ブレーク10・脳が見ている画像は正しいか?
(旧ブレーク108)
(なんでも掲示板 02年8月 投稿済)

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もろもろ 投稿者:スルッとKANTO  投稿日: 8月22日(木)06時57分40秒

3.ふと思ったこと。
  自分の目(脳)で「赤く」見えている物体は、自分以外の全人間には実は「青く」
  見えているのではないだろうか?

  それを立証(もしくは反証)する手段は無い・・・



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「見える」 投稿者:くろだ  投稿日: 8月22日(木)08時00分24秒

> 3.ふと思ったこと。
>   自分の目(脳)で「赤く」見えている物体は、自分以外の全人間には実は「青く」
>   見えているのではないだろうか?
>
>   それを立証(もしくは反証)する手段は無い・・・

「見える」の定義によるでしょう。
「青が赤く見える」かつ「赤も赤く見える」なら、色盲検査で
わかりますよね。
「青を見ると、通常人が赤を見るのと同じ生理作用が出る」なら、
その生理作用を調べればわかりますよね。

スルッとKANTOさんがいう「見える」とは、具体的には
どういうことを指しているのでしょう。

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RE:見える 投稿者:スルッとKANTO  投稿日: 8月22日(木)22時10分02秒

くろだ様へ。

小生の目には
「赤は燃えるような色」「青は寒々しい色」
として見えているのですが、それが他の人の場合は逆に見えているんじゃないか、と。

つまり
村山の脳内では
色A=赤=火の色=燃えるような色
色B=青=水の色=寒々しい色
となっているのですが、
他の人の中には
色A=青=水の色=寒々しい色
色B=赤=火の色=燃えるような色
と逆転しているのではないか、ということです。
うまく説明できないんですが。

もし、ある朝目覚めたら、
「血や火が色B(昨日まで「青」として脳が認知していた色)に見え」、
「海や空が色A(昨日まで「赤」として脳が認知していた色)に見えてしまったら」
人間パニックに陥りますよね。
危なくて信号も渡れません。

でも、中には最初から逆転している人もいるのではないか、と思うのです。
その人は、幼少時から
「海や空は色Aに見える。これは寒々しい色だ」と逆転して学習してますので、
何の支障もない。

ですから、「赤が青く見え、青が赤く見える」特殊なメガネを掛けて生活すれば、
(そんなメガネが存在するのかどうか知りませんが)この摩訶不思議な世界が体験できるでしょう。
しかし、数日すれば、脳内が反応して、「メガネが青くしていた赤い光を、再び赤くして認知する」
かもしれません。
というのは、実際「逆さメガネ」を掛けて数日間生活した場合、数日後に脳内が逆転現象を起こして
「通常のように見えてしまう」という信じられない実験もあるのです。

という訳で、色の認知でもこのような摩訶不思議なことがあるのかどうか、気になります・・・

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「見える」の話は 投稿者:まる  投稿日: 8月24日(土)02時17分47秒

基本的に本人の認識レベルの話なので、
砂糖を辛い、塩を甘いと感じている人が
いるかもしれないとか、Aさんの顔を美人で
Bさんをそうでないと感じているとか、
そういったレベルと同じ話です。

脳内画像を他人に認識できるように
したとしても決着のつかない話というか
議論できない話。

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