【読書ノート・船】

パナマ運河のガツン湖=世界最大の湖
 琵琶湖の3分の2


パナマ運河クルーズ=乾季に行われる


パナマ運河=1日当たり37隻程度運航


★太平洋の方が大西洋より24Cm水面が高い


★満潮時=太平洋が3M高い
 干潮時=大西洋が3M高い


★クルーズ船クルー=4ヶ月連続勤務、2ヶ月休暇のローテ


パナマ運河=米軍艦・潜水艦が優先航行
 しかも隠密行動
 →クルーズ船の運航スケジュールに遅れを生じさせる


★クルーズ船「クリスタルシンフォニー」
 幅30.2m・・・パナマ運河(幅33.5m)を
 ギリギリ通過できるサイズ
 このサイズを「パナマックス」という。


★コンテナ船・・・船毎に無線用の専用コールサインを持っている。
 (例=「HPAZ」


★コンテナの発明=1955年と新しい


★20フィートコンテナ・40フィートコンテナ=日本国内OK
 45フィートコンテナ=道交法の制限あり、日本にあまりない。


アメリカ大陸横断鉄道=コンテナを2階建てにした貨物列車が走る。


★NYK(日本郵船)のコンテナ航路
 「ループA」8隻が就航
 シンガポール→サザンプトン→ロッテルダムハンブルクルアーブル
 →シンガポール→神戸→名古屋→東京→清水→シンガポールで「1周」
 1クールで56日間、これがエンドレス
 つまり同じ曜日に必ず船が出る。
 (56日÷7日=8隻)

★肩章の色 NYKは金色
 線の間の色が紫=機関士 赤=ドクター 白=事務職


★ガントリークレーン=1時間に25本のコンテナを処理
 世界最速 ハンブルク港のクレーンは48本を1時間に処理 


★東京大井埠頭
 7つのバース、16基のガントリークレーン
 ①②バース=川崎汽船
 ③④バース=商船三井
 ⑤バース=ワンハイラインズ
 ⑥⑦バース=NYK


東京港=世界最大の食料消費地として食品冷凍コンテナ多し


★清水港=サッカーボール輸入世界一


★コンテナ=甲板上にのみ積むのではなく、甲板下(船倉)にも積む。
 船倉9段積み+甲板上7段積み


★港の都合で入船を遅らせる必要あるとき
 ・・・エンジンを切って惰性航行にして時間調整することあり


★船舶エンジン=急加速・急減速できない。
 「加速」「減速」が遅い、というだけじゃなく、
 「加速「度」」が遅い。
 高速時にエンジン回転数を1回転あげるのに8分かかる。


★大阪湾=友が島近海にパイロット船の落ち合い場所、
 「パイロットステーション」ある。


タグボート=舵がない
 その代わりに普通は1台のスクリューが2台ある。
 タグボートは2〜5億円する。


★日本=トンベースでは世界第12位に過ぎない(1位パナマ
 しかし船腹数ベースでは世界1位
 大型船は便宜置籍船で海外に、小型船は日本に。


★港の作業員を「ギャング」と通称する。


★コンテナ船=1日に200トンの重油を消費


★日本3大海峡=鳴門・関門・来島


★名古屋港=1万トン以上の船はパイロットが同乗しないと入港不可


★荷役計画「どのコンテナを船のどの部位に積むか」
 A→B→Cの場合、
 C行きコンテナの下にB行きコンテナを置けない。
 ・・・パソコンを駆使して計画


★外国船舶入港ランキング
 ①横浜②名古屋③神戸④大阪⑤東京


★勤務は4時間交代制


★船の公用語は英語(日本船舶の場合も)


★船=キャビン室内の明かりを外に出さないよう、カーテンを閉ざす。
 (法定の航海灯と間違えぬよう)


★横浜本牧沖の浅瀬「中の瀬」
 ・・・これにより東京港の航路は著しく制限される


★キャビンでバスタブが許されるのは船長と機関長のみ。
 その下の階級はシャワー


★タンカー=原油満載時には20Mも船体沈む


★タンカーのサイズ
 マラッカ海峡に対応できるかどうかで決まる。
 「マラッカマックス」
 Cf:パナマックス


★空のタンカーは安定しないので、わざとバラスト水を入れる。
 日本近海のバラスト水ペルシャ湾で排出すると生態系に悪影響
 →減菌して外洋に排出


ペルシャ湾
 ・・・サウジアラビアでは「アラビア湾」という。
 (同じ湾を別の名称で呼ぶ。
  日本海と東海の違いと同じ)


★タンカー・・水深の深いところしか満載時は行けない。
 →コンビナート沖の「シーバース」で原油を下ろす


LNG・・・日本は世界のLNGの半分を占める。


LNG・・・液体とすることで体積が600分の1になる。


★東電・・・LNG・LPGが48%を占める。


LNG・・・どうしても気化する。
  気化LNGをタンカー燃料に転用する。


LNG船・・LNGの管理のために「次席一等航海士」が乗る


★日本・・石炭輸入量日本一


★オーストラリア炭・・・露天掘りのため安価


★石炭船・・・「S]から始まる名称が多い。
 (Steaming Coal、燃料炭の「S」)


★中国・・・鉄鉱石輸入量世界一になった。


★瀬戸内マックス・・・瀬戸内の製鉄所に行けるように、喫水16mに対応


★日本の客船は日本籍・日本資本・日本人船員でないと運航できない。


アメリカ:法人でも「海運業」の存在を知らない人がいる
 (そもそも海を見たことない人がいる?)

★自動車船=6,000台積める(前後30センチ、左右10センチという神業的な車間)


★自動車生産台数 ①米②日③独④中⑤仏⑥韓⑦英


★自動車船:排気ガスが篭らないよう、換気ファンが付いている


★自動車・バルク兼用船 行きは自動車を積み、帰りは穀物を積む


★クルーズ船:乗船時にエックス線検査ある(テロ対策)


★クルーズ船:船内新聞がある


★クルーズ船:オプションツアー乗客が出かけている間に避難訓練を行う


松井証券の松井社長=日本郵船OB 「文系」の「陸上社員」
 「理系」「プロ」の「海上社員」は殆どが商船大学出身


★東京商船大:岩崎弥太郎が設立


★作詞家の星野哲郎:商船学校卒(体を壊して船乗りをやめて作詞家に)
 「兄弟船」「函館の女」など、船にまつわる歌が多い。


★以前のNYK:海上社員が多かった。今は陸上社員の方が多い。


★商船大の授業 「海運経済」「海運商法」「天文航法」「電波航法」「地文航法」・・・