読書ノート・しょうゆについて

しょうゆに関する本を読んだので、メモメモ

★江戸時代の飢饉=野草を食べる
 →カリウム過剰(食塩ナトリウム不足)となって死ぬ
★しょうゆ=弱酸性で殺菌力あり
 塩分の浸透圧が細菌の細胞膜を破壊
★うなぎ=西洋ではしょうゆが無いので「蒲焼」できない。
 →「貧乏人が食べるマズい料理」になっている。
★日本料理=レパートリー1,800種
 欧米料理のレパートリーの2.5倍
★西洋料理の基本=肉に砂糖は付けない
 日本料理=すき焼きにしょうゆ&砂糖を入れる
★モンゴル料理=肉を煮る
 モンゴルでは肉は焼かない
 つまり「ジンギスカン」は日本にしかない。
★「おいしい」食べ物は弱酸性であることが多い
★江戸時代=しょうゆ料理はごちそう
 通常は味噌を使った
★テーブルソルト=料理段階では塩を使わない西洋料理特有の調味料
★船尾のことを「艫(とも)」という
 背後から「とも」に吹く風=「真艫」=「まとも」
 →マトモの語源
★東日本=「いろり」文化、馬文化、「名主」
 西日本=「かまど」文化、牛文化、「庄屋」
 茶道は「かまど」文化から生まれる
★ショーユ→ソイユ→ソイ
 英語の「ソイ(大豆)」の語源に
ルイ14世=しょうゆ料理好き
★日本料理=料理に油を用いない珍しい料理(ヘルシー)
 (しょうゆを用いるので油が不要)
アメリカ人=すし屋で「がり」を「一つまみ」ではなく「箱丸ごと」食う
アメリカ人=スシバーでもウニは食べない
★しょうゆが日本産だと知らないアメリカ人もいる
アメリカ人のしょうゆの使用量=ハンパじゃない。