滋賀県知事選で社民が勝利したが

嘉田由紀子氏が当選した。
泡沫政党の生き残る道が示された、というべきか。

というか、10年前であれば「新幹線駅(南びわ湖駅)反対」という声が
過半数を制する、とは
誰も想像できなかったであろう。
やはり民意は、政党レベル以上に「公共工事」に対してナイーブに
なってきているようである。

夕張市財政再建団体に転落した。
このニュースが、知事選に微妙に影響していないか?
「最後は国がシリを拭いてくれる」という幻想を、夕張市が崩した。

自治体破産、という「絵空事」が、絵空事でなくなる不安感、これが泡沫社民を当選に
至らしめたと思う。

しかし、この嘉田由紀子氏も「30人学級」を推進するらしい。

なぜ「新幹線がNoで、30人学級はYes」なのか?
教育へ予算を掛けることを聖域視していないか?

公共工事と同じ厳しさで、教育予算の無駄遣いにもメスを入れるべきではないのか?

http://itaru-m.hp.infoseek.co.jp/edu/4.htm