架空ニュース〜裁判員制度廃止政党大善戦

以下のニュースは一応フィクションです。

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参議院選挙 「裁判員制度廃止」政党が大善戦

昨日の参議院選挙の比例区選挙で、「裁判員制度廃止」1本に公約を
絞ったミニ政党が大善戦し、最高裁法務省関係者が衝撃を受けている。

ミニ政党「日本市民司法クラブ」は、「裁判員制度の廃止」の公約1本のみを
選挙公約として戦った。
当初は「泡沫政党」とみなされていたが、開票の結果、
全国で50万票もの得票を集め、「あと10万票あれば1名当選」という
大善戦になった。

特に東京都や神奈川県では、国民新党の得票率をも上回る得票を集めており、
「もはや政治的にも無視できない一勢力」になった。

この選挙結果に最高裁法務省関係者は衝撃を隠せない。
法務省幹部は語る。
「これで裁判員制度が開始され、さまざまな問題点が露呈した場合、
 次回参議院選挙では日本市民司法クラブは議席を獲得するのではないか」

ある幹部はこう続けた。
「少なくとも、日本市民司法クラブの主張のうち、「辞退の自由」を認めないと、
 もはや制度が持たない。
 そろそろ裁判員制度について「名誉ある撤退」を政治が考えなければならない。」