アフラトキシンは

実は知らなかった不勉強な小生(恥)

ネットを徘徊している限り、
「どうしてマスコミはアフラトキシンの毒性をもっと報道しないのか?」という
カキコが多く、中には
アフラトキシンを報道してしまうと、
 『他の輸入食品はアフラトキシンまみれ』という事実が白日の下に晒されるため、
 それを隠蔽するために報道を自主規制している」という陰謀論まで出てくる始末。

アフラトキシンについては、元々が「カビ」であるため、
「検査時に微量なPPMであっても、その後増殖して、食用時には危険レベルに達することも
 考えられる」との指摘もあるようです。

又、発ガン性物質であるため、
「この量以下であれば安全」、というラインが存在せず、極論すれば
 「アフラトキシン分子が1つでもあれば、運悪ければ発ガンする」という確率論の世界らしい。

というか、アフラトキシンは、途上国等では自然に「摂取」されている物質であり、
その結果、途上国の発ガン率を上げているらしい。
もっとも、途上国の場合、発ガンで死亡する前に感染症とか栄養失調とかで死亡するので、
発ガンが顕在化しない、という説もある。

一番感心したのは、
アフラトキシンフリーなGM(遺伝子組み換え食品)というのが開発されている。
 GMをむやみに排斥する動きが自然保護団体に根強いが、GM食品も内容によっては
 天然食品(≒アフラトキシン含有危険性がある)より安全、という場合もある」というブログ。

GM積極推進論者の小生としては「我が意を得たり」であった。

つか、メーンで騒がれているメタミドポスにしても、GMを推進することで、
その使用を抑制ないし追放できる訳であって、今回の騒動は
GM導入の大義名分ができた」と小生は考えているくらいであるが、
どうもマスコミはGMと結びつける発想はないようですなあ・・