【→7月17日 グループホームは世代共通記憶を前提としている】

6月27日
認知症患者を集めるグループホームと言うのは、「低層小規模な、一般木造住宅みたいなハコ」で、認知症患者の「体の記憶」を思い出してもらって、生活習慣を取り戻してもらう、認知症進行を遅らせる。「青春の頃に流行したモノ」を配して記憶取り戻しのキッカケにする
★この世代には「縁側」とか「火鉢」とか「石原裕次郎」のような「共通言語」があるから、グループホームは上手くいく。「三丁目の夕陽」みたいな家を作っておけば、99%の老人には問題ない
★しかし、自分らの世代、自分らの子供の世代には「建物の共通言語」「文化の共通言語」がない。和風住宅に住んでる人もいれば洋風住宅に住んでる人もいればマンション住まいもいる。AKBファンもいればアニオタもいれば鉄オタもいる
★自分らの世代、自分らの子供の世代が後期高齢者になり認知症になった場合のグループホーム建設は厄介じゃないか?「青春期を和風住宅で過ごした老人のグループホーム」「青春期を洋風住宅で過ごした老人のグループホーム」「青春期をマンションで過ごした老人のグループホーム
★という風に、建物をわけなきゃならなくなる