【6月14日→7月17日 積水VSダイワ サ高住頂上決戦】

6月24日
積水ハウスVS大和ハウスの2強対決の観点で見ると、積水ハウスが戸建注文住宅で覇権握ったが、モータリゼーションの流れに乗じて「ロードサイド商業」という鉱脈を掘り出した大和が逆転して業界首位に。
★ただ、「サ高住」という観点では、岡山のメッセージと組んだ積水が一歩も二歩もリード。メッセージ社長はインタビューで「サ高住建築資金が無かったが、地主に提案して建てさせるロードサイド商業を見て、そのサ高住版を閃いた」と語っている。
★つまり、大和が作ったビジネスモデル(土地オーナーに建物建てさせ、事業者に定期借家させる)を、そっくりそのままメッセージ&積水連合に持っていかれた格好。
★今後サ高住建設ビジネス市場だけでも、7万戸×推定1,000万円=年間7,000億円のビジネスチャンスになる。この相当部分を積水が持っていけば、積水の再逆転もありえる。
★ただ、ハコものでは出遅れている大和だが、介護ロボット開発という伏兵を擁している。これが開花すれば、大和がシニア市場の覇権を握ることになる。