小さい本屋のメリット/読書談義

【2014年1月11日のツイートを転載】

マクドナルド原田の読書術は、敢えて本選びを馴染みの書店員に「お任せ」するらしい。自分でチョイスしたら、自分の嗜好にあった本に偏ってしまい、「意外な本との出合い」がないかららしい/谷村有美は元気か?
紀伊国屋書店とかジュンク堂とかブックファーストなどの巨大書店だと、どうしても「お目当てのジャンル」のコーナーにばかり行きがち。自分の場合だと鉄道コーナーや街歩き、マンションコーナー
通勤ルート上に、10坪もないミニ本屋がある。どんな本が並んでいるか全て確認するのに、5分もかからない。ジャンル分けするような大きさもないし、鉄道の本なんか1冊あるかないか/「意外な本との出合い」という意味では、ミニ書店の方が効率的
企業経営者同士で、「キヤノンの御手洗さん、この本がオススメですよ」「いや住友化学の米倉さん、この本もいいですよ」なんて会話してるのか?/マクドナルド原田って、そういう財界人サークルに入ってなさそう。二回り年下のシンガーソングライターと再婚するようなタフさは、財界主力じゃない
「哲学なんてのは、進路に悩むモラトリアム若者には必要だが、社会人や中高年には不要、オジサンは哲学書を読書する必要なし」とどこかに書いてあった/じゃあ、少子高齢化で、哲学書の売れ行きは更に鈍るなあ
アメリカで、電子書籍の「読まれ方」を解析する企業があるらしい。「女性の口説き方」みたいな電子書籍は皆最後まで読破し、読書スピードも速い/「アメリカの●●史」みたいな本は、読破率がせいぜい1%。購入しても殆どの人が途中挫折
その企業は、「どういう構成にしたら、読みやすい電子書籍になるか?」を出版社や作者にアドバイスするらしい
電子書籍が普及したら、「20代女性に読まれてる電子書籍」とか「関西地区で読まれてる電子書籍」とか、セグメント分析が容易になるんだろうなあ