損して得取る三井銀行・サイゼリア

【1月13日のツイートを転載】
明治期の三井銀行・中上川彦次郎氏は、銀行内の金利計算で「厘」単位まで計算させるのは、人件費の無駄遣いじゃないか、と厘単位は切り上げしたらしい。金利分は確かに損するが、人件費が得になる計算。中川上氏は銀行の外部から来た人材だから、そういう柔軟な発想ができた。
サイゼリアが割引クーポンを実施しないのも同じ発想。割引クーポンで多少客数アップするかもしれないが、クーポンの管理人件費コストが嵩むと判断し、クーポンしない。
アキュラホームも、工賃節約のため、多少材料費を上乗せしていた。どこの箇所だったかな?
究極系はオーストラリア。小銭貨幣を廃止した。/小銭鋳造請負を嬉々として実施する造幣局って、戦術で勝って戦略に負けるの典型。小銭から撤退して電子マネー化を追求するのが戦略