長谷工関係

【12月30日頃のツイートを転載】

長谷工70年史と言う本を読破中/長谷工の土地持ち込み、販売まで受託しちゃうビジネスモデルは、70年代に商社をビジネスパートナーにして確立したんだな。当時は日商岩井、兼松江商、安宅産業のような中堅商社がマンション分譲ビジネスにこぞって参入していた
商社のビジネスモデルは、最小限のマンパワーで、最大の資金を投下して、資金回転を競うビジネスモデル。だから用地取得にマンパワーを割く発想はない。資金だけ出して、マンパワー部分は長谷工におんぶに抱っこ
確か当時、カズノコ転がしで暴利を得て、糾弾された商社があったと思う。多分、当時の商社はカズノコ転がしと同感覚でマンション事業やってたんだろう
時代を経て、「長谷工と愉快な仲間たち」は、商社から地方電鉄会社に変わってしまった・・
長谷工CRIのバックナンバーを読破。結構面白い。/関東各県の人口重心の経年変化も載ってた。関東各県がいずれも東京都心方向に人口重心が移動してるのに、栃木県だけ宇都宮方面に移動してるのが面白い
つまり、水戸や前橋はあまり県内から人口流入してないのに、宇都宮だけは県内からの人口流入している、ということ。元々30万都市の水戸前橋と、60万都市の宇都宮では、吸収力が違うんだろう
2012の超高層マンション供給量って、首都圏6000戸に対して近畿圏5000戸と肉薄してたんだな。マンションマーケット自体は近畿圏は首都圏の半分程度なんだが、近畿圏はかなり超高層文化が根付いていることになる
超高層建築全体に対して、用途を調査してみたところ、東京ではオフィスビルとマンションが半々なのに、大阪だとほとんどがマンションらしい