コンパクトシティの認知度は想像以上に低い

9月22日

コンパクトシティ化がどれだけ地方市民に「支持」されてるか、の世論調査が地方市民対象に実施されたらしい/学者の想定以上に、コンパクトシティ化に否定的な意見が多かったらしい。つまり税金を掛けてでも、既存の人口分布を現状維持したがっているのが地方市民

霞ヶ関や永田町は、「地方創生の為のコンパクトシティ」をイメージしてるだろうが、地方市民の意識は「現状の人口分布を維持した上での地方創生」をイメージしてる。早晩、この意識のズレが問題になるだろう

「地方創生」という単語は、石破氏を巡る政界ドラマのお蔭で、一般有権者にかなり知られるようになった/他方、「コンパクトシティ」という単語は、まだまだ社会学者や不動産関係者しか知られていない専門用語。一般有権者は知らない

霞ヶ関は「コンパクトシティ」という単語が社会的認知、社会的コンセンサスを得た、と「誤解」している節がある。誤解したまま政策を進めるとマズい