エボラメモ 9/28〜

9月28日
@donmilado だからこそ米軍を送るべき。政府スタッフがエボラだから、米軍が代替果たすしかない

リベリアの主席医務官が隔離、補佐役がエボラって、日本なら「厚生労働省の防疫課長がエボラになって、事務次官が隔離された」ようなシュールな話

10月7日
破滅願望者がISISに行くのだから、同様に破滅願望者がシエラレオネリベリアに渡ってるんじゃないか?んで、体調悪化時に都内満員電車をハシゴして、エボラパンデミック引き起こしてから死亡 / “日本人が「イスラム国」に参加準備か NH…” http://htn.to/rqB1jj
アメリカのダンカンのケースは「そんなアホも出てくるだろう」だが、むしろスペインの看護師二次感染の方が怖い。安全主義者の「先進国の病院は装備も物資も豊富だから、二次感染はあり得ない」のロジックが崩壊

10月9日
テキサスのマスコミに働く日本人らしきツイートに「テキサスでダンカン氏とは別のエボラ疑い発見」のツイートが複数。変な話だが、共同通信とか朝日新聞とかより、ツイッターの方が情報速いのは、どうなのよ?
先ほどの「テキサスで2人目のエボラ患者疑い」の未確認情報、英語ツイート検索をかけたところ、複数のメディアのツイートがヒット。多分事実なのだろう/ついに恐れていた「西アフリカ以外での2次感染」が発生?
アメリカのメディアは「2人目のエボラ患者疑い」でテキサスから中継してるみたいだな。CBSのツイートでも確認できる/未だに日本のメディアは報じず
日本語ツイートは、まだ「ダンカン氏死亡」ばかり/英語ツイートは「ダンカン氏からの2次感染患者発生か?」ツイートが主。この差が「言語による格差」なんだろう
ただ、CBSの中継によれば、「2人目の患者疑い」は、自力で病院に行けたらしい。体力あるから、あるいは実は陰性かも知れない/ダンカン氏と接触あったのは事実らしい
@shownakamura @Reuters_co_jp ダンカン氏死亡は別にパニック売り要因じゃない/今アメリカメディアが速報してる「ダンカン氏と接触した人に二次感染か?」のニュースの方が重大で、パニック売りを呼ぶ可能性
ダンカン氏からの二次感染疑いニュースを、いつ日本のメディアが報じるか注目してる。その時差が、すなわち「日米のニュース時差」になる
@wikeda 残念ながら、ダンカン氏と接触したダラス郊外Frisco在住の人にエボラ疑いだそうです。今アメリカメディアが報じてる
@gurizuri0505 残念ながら、ダンカン氏と接触したダラス郊外Frisco在住の人にエボラ疑いだそうです。今アメリカメディアが報じてる
ダラスって、「ダラス」と言わずに「ダラス・フォートワース」と呼ばれる方が多い。日本でいえば「京阪神」「阪神」みたいなものか
ダラス郊外のフリスコで見つかった「エボラ疑い患者」、当局の監視下になかったのか?/結局、「ダンカン氏と接触した人物」を100%捕捉することは不可能で、捕捉漏れが起こりうる、と言うことか?
ハフィントンポスト英語版によれば、テキサス2人目の患者(疑い)は、「ダンカン氏の隔離作業に当たったスタッフ」らしい
憶測でツイートするのも何だが、テキサスのエボラ二人目患者(疑い)は、ダンカン氏のアパートには入室したが、ダンカン氏と直接接触はしてない、ということか/これで感染が確認されてしまうと大変なことになる。患者との直接接触じゃなく間接接触だけで罹患してしまうことが確認されてしまう
@alice_kobe 残念ながら、ダンカン氏と接触したダラス郊外Frisco在住の人にエボラ疑いだそうです。今アメリカメディアが報じてる
これ2人目も正式にエボラと確認されたら、その人の家財一式全て焼却処分にしないといけない、ということか?ダンカン氏のアパートの家財から感染した訳だから
「エボラは空気感染しない」の大本営発表、テキサスの2人目のケースを見ると、かなり疑わしい・・
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http://twilog.org/shinjukujiro/month-1410/allasc-2

10月10日

ダンカン氏のエボラ感染の影響で、リベリアシエラレオネの惨状の報道が減った気がする

多分、「今さらお金を出しても、どうにもならない、人類は絶滅する」の諦めの観念が先立ってると思う/「●兆ドルを負担すれば、確実にエボラを封じ込められる」という確度の高いロードマップを示す必要あり / “「エボラが勝利しつつある」――…” http://htn.to/mYDU5zw

「エボラは第二のエイズになる」の喩えは、「エボラの危機を過少評価してしまう」という意味で、極めて不適切な喩えだと思う/誰も「エボラで人類は絶滅する」と危機感を抱かない。だからこの喩えだと「エボラでも人類は絶滅しない」と安心してしまう/今、人類数万年の歴史の中で絶滅の最大の危機

チューリヒ工科大学のレポートは重大。発熱などの発症を示してない不顕性エボラ感染者から、エボラウイルス感染する可能性があるなら、空港での発症者水際阻止作戦は全く無意味になる

@koro404 3兆円で済めば御の字でしょう。自分はエボラで人類そのものが絶滅する(貴方も死ぬ!)確率は10%以上はあると思ってます

スペインの「エボラ感染者の飼い犬を救え!」なツイートがあまりにも多数なのでビックリしてる/人類滅亡の瀬戸際に、イヌの心配している余裕は、少なくとも自分にはない

言葉は悪いが、「エボラは第二のエイズ」という「ものすごく甘い喩え」をした副作用が、スペイン犬騒動だと思う。「新大陸のインディアンを絶滅させた梅毒と天然痘」くらいの、キツイ喩えをするべき

人類がノーミスでエボラと対決すれば、人類は99%の確率で生存できると思う(思いたい)/残念ながら人類はノーミスで戦えない。ダンカン氏みたいな「人類より恋心優先」な人の出現で2%、エボラにカネ出さない消極姿勢で2%、イスラム国のエボラテロで5%、人類はオウンゴールしてしまう

日本人の歴史観は、日本人の数%が死亡した「戦前」「戦後」で二分される/2015年、エボラパンデミックで、かろうじて人類が生き延びた(人類の数%が死亡)したら、多分全世界的に「エボラ前」「エボラ後」の歴史観が定着するだろう

ネヤンデルタール人がいなくなった理由について、「ホモサピエンスとの競争に破れた」な考えが定着してるが、存外、「エボラみたいな致死性パンデミックウイルスでネヤンデルタール人は絶滅した」あたりが真相な気もする

今地球上に100万種類の生物がいる/かなりの生物は「人類のせいで」絶滅危惧、ないし絶滅済らしい/しかし、多分人類のせいで絶滅した生物種類数より、ウイルスのせいで絶滅した生物種類数のほうが、圧倒的に多い筈だ

自分が20年ほど前に読んだ本で、「ある生物種が生存してるのは、たまたまウイルスにやられなかっただけで、その生物種の背後には、多数のウイルスで絶滅した生物種がある」「人類も、その生物種の法則から免れられない」とあった

戦前の文学において、主人公を襲う不幸な病の典型例は「結核」だった/高度成長後、文学、いやマンガや映画で、主人公を襲う病は「ガン」「白血病」に変わった/多分、2015以降のマンガや映画では、主人公を襲う不幸は「エボラ」に取って代わる

ただ、エボラだと進行が急激すぎて、「感染後数ヶ月、主人公が死の恐怖と戦う」という文学的クライマックスが演出できないのが欠点。エボラだと、発症後数日で絶命するため、パニック小説には使えるが、純文学には使えない

10月12日
アメリカやスペインの事例を見ると、先進国の医療機関窓口で「正常性バイアス現象」が担当者に起こり、対応が後手後手になってしまってるようだ。「私はエボラかもしれない」と患者が訴えても、担当者側が「まさか、自分が担当する患者がエボラな訳がない」と正常性バイアスを働かせ、診察を誤る

「先進国では、エボラは適切に対応されるから、流行する筈がない、正しく恐れよう」とドヤ顔で語る人は、こういう正常性バイアスによる初期対応の遅れとか、ヒューマンエラーの可能性などを、都合良く無視している

アメリカのCDCには、毎日「エボラ疑い例」で800件の通報があるらしい/勿論、その中の殆どは「実はインフルエンザだった」みたいな他の病気/これって「しょっちゅう鳴ってる非常ベル」状態。担当者は非常ベルを聞いて、「また誤報だよ」と対応がおざなりになる

だから、799件の誤報の中に、1件の「本当にエボラだった事例」が紛れていても、担当者は「どうせ今回も誤報だろ?」という対応になってしまう。/「担当者、ちゃんと仕事しろ」と叱りたくなるが、人間心理的に狼少年現象が出現することを前提としたエボラ対策を講じる必要がある

エボラ患者の治療には、毎日200リットルの水(正確には経口補水液)が必要らしい/まともな飲用水が確保できない西アフリカでは、事実上エボラ治療は不可能

ダンカン氏治療関係者のエボラ二次感染確認/ここで食い止められるか否か。三次感染を許してしまうと、「先進国はエボラを封じ込められる」の神話が崩壊してしまう

エボラ二次感染ニュース、これから北半球が冬に向かうのがヤバイ/インフルエンザ患者が増加する中にエボラ患者が混ざると、うまく判別つかず、インフルと誤診してしまってエボラ患者野放しのリスクが高まる