女性参政権が剥奪される近未来もあり得る

12月18日
楽観的過ぎ。田母神とかイスラム国みたいなのがいるから、100年後には再び「女性参政権がないのが当たり前」な世界に逆戻りしてる可能性だって考えられる / “ちょっと前まで“当たり前ではなかった”今の当たり前をしみじみ感じたよ! - …” http://htn.to/7F5ez8X

実際、西側先進国とイスラム圏とかアフリカの出生率を考えたら、2200年とか2300年とかだと「女性に権利が認められてる地域」の人口と「認められてない地域」の人口が1:10になってるんじゃないかと思う

しかも、「女性に人権が認められていないが故に、後者の地域では出生率が高い」のパラドックス。田母神が女性人権を否定するのも、その辺の理由だろう

「女性人権・参政権容認エリア」と「禁止エリア」の、100年後の人口比率を占うのはインドだろうな。中国は確実に人口減に見舞われる/出生率が「5」のナイジェリアなんか、100年後には人口10億だろうな。で、女子教育を弾圧する勢力に支配されてる

300年後、数少ない「女子参政権保証エリア」である日米欧の総人口は1億人を割り、「女子参政権を禁じてる」中東西アフリカ、「そもそも参政権がない」中国の総人口が100億人突破。で、女子参政権禁止エリアが人口パワーで女子参政権保証エリアを武力制圧して全世界が女子参政権禁止な近未来

はてブの件もそうだが、「社会はどんどん進化していく、決して退化しない」とノー天気に信じてる人が多すぎ。大正デモクラシーの次に暗黒が来た歴史もある

以前「リアル鬼ごっこ」という小説が「リアルじゃない」と批判された。「将来、独裁専制君主が世界を支配する」な設定が「社会は必ず進化する、独裁専制君主の復活なんてあり得ない」と批判/ロシア、大陸中国イスラムが独裁復古してるのだから、リアル鬼ごっこの世界は絵空事じゃない

何が言いたいか、と言えば、「人権や参政権が保証された社会を、当たり前と思ってはイケナイ、普段からそういう『進化した社会』を維持する努力が必要」ということ