田中康夫の子宮頸がんワクチン攻撃

日経の日曜書評に載っていたが、田中やっしーって「なんとなくクリスタルの33年後」を書いたんだな/注目すべきは、そこで登場人物に「子宮頸がんワクチンが間違ってました」と懺悔させたこと。その書評で、やっしーが子宮頸がんワクチン追求運動していることを知る

×追求、○追及。意味が逆になっちゃう/子宮ワクチン反対派の中にトンデモ論者、陰謀論者が紛れ込んだせいで、賛成推進論者が、キチンとした副作用検証をネグレクトして導入を焦ってしまった結果がこれ。なぜ誤りを正直に認めない?

子宮頸がんワクチン推進論者は「欧米で目立った副作用が出ていないから、日本でも副作用が頻繁に出るわけがない」と反対論を押し切っている/ところがここに来て、「人種によって、副作用の発現に差異が出る」な仮説が医学界から出てきている。推進派はその仮説を無視すべきではない。

知人の中にワクチン推進論者がいるので、フェイスブックでは反対論陣を書いていないのだが、ここは人間関係がぐちゃぐちゃになることを承知の上でフェイスブックでも反対論陣書くべきか?/前も書いたけど、自分はワクチン賛成論者⇒反対論者にコペ転したタマだから。あまりの副反応の多さに転向表明

ただ、田中やっしーの「厚労省が子宮頸がんワクチンを強引に推進するのは、成約利権のせい」という主張は、いささか陰謀論じみている。それじゃあ「人口激減させるための不妊ワクチン」というトンデモ反対論と五十歩百歩/ワクチン反対論者は、「利権ガー」と思い込みツイートせず、客観的に反論すべき

拙速にワクチンを推進してしまったのは、人口削減とかワクチン利権とかの陰謀論というより、「反対論者がトンデモ系だったので、推進側もムキになって冷静さを欠いた」、それが実態なんじゃないかな?

×成約利権、○製薬利権。最近誤字が多いなあ

「子宮頸がんワクチン打つべし」が主流の医学界で、孤軍奮闘して危険性を訴えてる東京医大の西岡医師って、リューマチの専門家なんだな。「ペインクリニック」という観点では、むしろ西岡氏の方が専門家なのでは?