ハウスメーカーはローコスト系がアニメ、高級は外国キャラ使う

「今何時?」と聞かれたから「そうね大体ね〜」と答えたら、子供に全く通じなかったじゃないか/「一大事」と答えるのが21世紀キッズの正しいボケ方/妖怪ウォッチのキャラを巡りハウスメーカーが争奪戦してる筈、と思いきや、アイフルホームが仕留めたんだな

アイフルホーム」という微妙さが何とも。FCの運営会社は日本最大の住設メーカーのリクシルだが、中身はローコスト/その辺が妖怪ウォッチブランディングに一致?

日本のテレビアニメをイメージキャラに使うハウスメーカーは、ローコストメーカー。妖怪ウォッチアイフルホームしかり、クレヨンしんちゃんのレオハウスしかり/タマホームがイメージキャラを仮に使う場合、ポケモンかワンピースかドラえもん辺りの和製キャラになるだろう

いわゆる八社会メンバーの「大手」ハウスメーカーは、「和製テレビアニメのキャラだと、保護者に軽薄と思われる」と計算し、「外国のキャラ」「絵本のキャラ」を採用。「テレビアニメのキャラじゃないですよ、知育効果な外国絵本のキャラですよ」と、さりげなく知性をアピール。

ミッフィーとかバーバパパは、テレビじゃほとんど見かけない/ところが、乳幼児絵本コーナーでは何冊も用意されてる/こういうキャラを意図的に採用している積水ハウスミサワホームは、「当社はテレビアニメに流される軽薄メーカーじゃないです、知育を考えるメーカーです」とさりげなくアピール

三井ホームのディズニーは、まあ親会社がアレだから/パナホームの「リカちゃん」は和製キャラだが、雰囲気がバタ臭いのと、「アニメキャラじゃない」ということで採用されてるのだろう

そういう「ちよっと知性を感じる、海外系のキャラ」というのは、あと自分が思いつくのはムーミンしかない。スヌーピーはやや高学年だし、きかんしゃトーマス男児に偏っている/注文住宅ブランド戦略が迷走している大和ハウス(最近ベネッセに振られた)は、ムーミンを選ぶしかないのでは?