大富豪は将来文化財になるような豪邸を建てろ★

1月17日
昔の権力者が建てた建物は、その後歴史の教科書に載って、テストになって小中高生を苦しめる。法隆寺東大寺平等院金閣銀閣日光東照宮など/200年後とか300年後の歴史テストでは「霞が関ビル」「六本木ヒルズ」「広尾ガーデンヒルズ」とか出題される?

また、時の権力者の私邸も、数百年もすれば観光名所になり、史跡指定されたり重文扱いされたりする/なので、「孫正義の私邸」「ユニクロ柳井の私邸」「三木谷の私邸」って、100年200年もすれば重要文化財となり、入場料を取って公開されているかもしれない。

言い方を変えれば、孫正義とか、ユニクロ柳井とかの「オーナー経営者」、数百億円数千億円の資産を貯めた人は、後世から「重要文化財だ」と評価されるような豪邸を建てなきゃ、歴史的存在価値が問われる

源氏物語」とか「枕草子」とか、日本の古典文学を今の小中高生は必死になって学習しているが、これも当時のウルトラエリート間、超金持ち同士の文化の学習なんだよな。今で言えば孫正義と三木谷の間のメールのやり取りを、数百年後の受験生が解いている、的な

でも、200年後の受験生は、孫正義と三木谷間のメールのやり取りよりも、マイルドヤンキー間のやり取り記録とかを学習していそうな悪寒。エグザイルがうんたらかんたら、てな内容

そう考えると、今のパワーエリートたちの、「後世へ文化を残す能力」は、1000年前と比較すると大幅に衰えているんだろうなあ/この辺を嘆いて、渡部昇一は「日本社会はもっと格差化しないと、文化が残せない」と言ってたわけだ

オーナー企業の御曹司、例えば大王製紙の御曹司なんかだと、別に親父の会社に入社して働かなくても、一生遊んで暮らせる財産があるんだから、そういう御曹司は働かずに豪遊して、むしろ「文化」を後世に遺してくれた方がいいんだが。それこそ、私財を投じて巨大カジノでも作れば、200年後に名が残る

http://twilog.org/shinjukujiro/month-1501/allasc-7
1月18日

お隣の韓国などは、オーナー企業の御曹司が会社を世襲しているのですが、御曹司自らモーレツに働いている。サムスン御曹司も大韓航空御曹司も/韓国財閥御曹司のうち1人くらい、会社の役員にならずに、成人してから数十年間豪遊しまくって「文化」を残してほしい

その点、ヨーロッパ辺りの富豪の中には、一生働かずにモナコ辺りで豪遊する人生を謳歌する貴族もいる。そして、一生豪遊を許容するヨーロッパ文化がある/そういう社会だから、いろいろな文化が醸成される

自分が「40歳代にして累積5億円稼いだような人」や「40歳代にして親から遺産2億円相続したような人」に対して「いい加減働くのを止めて、人生エンジョイしようよ」と早期リタイアを勧めているのは、彼らに「文化」を創って欲しいからであります。

@aka1you 建築物というハードで残すなら、10億円はするのかな/むしろ、彼らには「育ちの良さ」を生かした、ソフト面で何かを遺してほしい。太宰が文学を遺したように(太宰邸も観光名所だが)

@aka1you 「渡辺篤史の建もの探訪」に登場するような家を遺すのも立派な文化で、それだと1億円程度でできそうな気もする

早期リタイアしたちきりんは、なんだかんだで「文化」を作っているよね?

田中角栄の目白御殿は、文化財か何かで開放されないのかな?鳩山会館みたいに

まあ、ド派手な建築文化は、カネある・法規制ない・地震もない、のドバイに集中するんだろうなあ。/日本で花開く平成建築文化は、「建もの探訪」的な箱庭建物文化

将来の歴史家が、「○○不動産様式」とか「△△不動産様式」と評して、ビル・マンション・個人住宅を分類して歴史授業化すると思うと胸熱。安土桃山様式とか北山様式とか、今の「●●不動産様式の建物」というのと、考え方は一緒だと思う

21世紀の富豪は、是非宇宙開発に私財を投入して欲しい。ビルゲイツが月面に別荘作っていたりしたら夢がある