タワマン化の進展が、首都圏ラッシュ輸送を緩和した

東洋経済の鉄道特集。「首都圏鉄道の混雑率が下がらないのは、鉄道会社の輸送力増強のペース以上に、想定以上に首都圏の人口が増えたからだ」的な論説。確かに鉄道網整備計画の想定以上に首都圏の人口は増えているが、混雑率は徐々に下がってる筈

首都圏人口が運輸省の想定以上に増えてるのに、そんなに鉄道輸送量は増えず、じわじわと混雑率は低下。それは「都心回帰、タワマンの普及」のなせる業。運輸省はタワマンのデベに感謝しなきゃ

25年前だと、「東京23区の人口は800万人のママ、郊外スプロールだけが酷くなる」と想定してたと思うが、実際には東京23区は900万人になった。旧運輸省の想定した人口のうち、そっくり100万人が郊外居住から23区居住になり、鉄道輸送需要はそんなに膨れなくなった

あと、25年前の将来予測では「第三次ベビーブームが起きて、その世代の鉄道通学輸送がそろそろ発生する」予測だったのが、外れてしまってる

@HRS_Chirashi 東西線なんかはそうでしょうね/小田急なんかはかなり緩和された筈

東洋経済の鉄道特集は、「最近首都圏の朝ラッシュは遅延しまくってる」という批判記事/もっと朝ラッシュ時は余裕時分をダイヤに織り込むべき。どうせ遅れがちなんだから、最初から余裕時分を織り込んだダイヤにしておく。