妖怪ウォッチの映画とウォッチ商法

12月26日
@tetsukichi 家族サービスの妖怪ウォッチです。自分はもともと映画見ない派です

スター・ウォーズを上回る観客動員数だっただしいが、妖怪ウォッチの客席は半分程度しか埋まってなかったぞ

妖怪ウォッチがSDカードシステムで、遊ぶのにまずパソコンからダウンロードが必要な点について/インターネットリテラシーが必要な仕組みは、エイジフリーじゃない

ジジババがクリスマスプレゼントに妖怪ウォッチをプレゼントしても、本格的に遊ぶには、パソコンを用意して初期設定をSDカードにダウンロードしなきゃならない、という難関ハードル/自分は勿論ダウンロードは出来るが、現在パソコンのないジジババ宅というインターネットレスな環境

「諸般の事情で、東京に戻ってから、ネットが使える環境で遊ぼう」と子供に説得しなきゃならない。レベルファイブだかバンダイだかが考えたのこ知らないが、非常に複雑なシステム

で、SDカードの「更新」には、ゲームセンターに置いてあるバンダイの端末に行かなきゃならない。てっきり、ゲームセンターにインストール済みなSDカード売ってるのかと思ったら、売ってない/つまり、SDカードを買い、パソコンでダウンロードして、端末で更新の3ステップが必要

SDカードを買ったららぽーとエキスポのエディオン社員も、「妖怪ウォッチのSDカードシステムは、非常にややこしくて、エディオンにも保護者からの問合せが多いです」と嘆いてた

自分だったら、そんなメンドクサイおもちゃは買わないが、買ったのはジジババだからなあ。何も知らずに買ったのだろう

義理の親に酒飲みながらテレビを見ながら7割話を合わせながら、3割下の子供の妖怪ウォッチの相手しなければいけない12月26日について/世代対応力が問われる

12月27日
@oricquen 映画見なきゃゲットできないレアメダルゲット目的の来場もあるようで。今回は「閻魔大王メダル」/要は、AKB商法と同じ

でも、早速「閻魔大王メダル」はヤフオクに出品されてたから、別に「何がなんでも映画みなきゃならない」訳じゃない

結局、子供アニメは必ず保護者の来場を伴うし、場合によっては祖父母世代の来場まで見込めるからね。少子化しても、いや少子化してるからこそ、子供をテコにした消費喚起が重要な訳で、それに成功したのが妖怪ウォッチであり、失敗したのがスター・ウォーズマクドナルド

スター・ウォーズは1世代しか来場喚起できない/妖怪ウォッチドラえもんクレヨンしんちゃんの類は、2〜3世代の来場喚起できるからコスパが良い/しかし、このような映画来場行動するのは日本のガラパゴスなんだろうな。欧米では子供アニメに親や祖父母世代が一緒に行かない?

映画やドラマを語る素養はないが、今回の妖怪ウォッチの映画は子供の心理学を研究してる気はする/1話20分ほどの話を5話まとめた構成/子供の集中力は、20分ほどしか持続しない。20分で1話が完結するストーリーは、子供の飽きっぽい心理にマッチする

従来の「映画ドラえもん」「映画クレヨンしんちゃん」の類は、長大なストーリーを2時間に渡り繰り広げられる/果たしてそういう構成で、子供の集中力が持続するのか?という問題意識がレベル5にあったのか?

今気付いたが、朝とか昼とかの情報番組がスター・ウォーズ一色なのは、当たり前だわな。妖怪ウォッチは、かつては番外地と言われたテレ東のコンテンツだから、日テレTBSテレ朝フジが推す訳がない

キー局4局が束になってスター・ウォーズ推してるのに、番外地テレ東の妖怪ウォッチに負けるとは、、

結局、人は「自分の為の消費をせず、子供の為に消費をする」ということですよ。

12月30日
スター・ウォーズって、エピソード1から見てる世代ですら「団塊ジュニアより上」と高齢化してる。代替わりに失敗したコンテンツとも言える/妖怪フィーバーが弱まってるのも事実だが、代わりとなるコンテンツが無い / “週末観客動員数ランキ…” http://htn.to/LXdATDPw

ポケモンが出て約20年、妖怪ウォッチが出て約5年。そろそろ次のチビッ子向けコンテンツを仕掛ける頃なのか?

前にも書いたが、70年代な子供向けコンテンツをリメイクして現代チビッ子に提供したら、「新作だと誤解して」、ウケる可能性大。ど根性カエルとかギャートルズとか。

12月31日
「きっこ」のツイートにはマトモなツイートとクソツイートがあり、数時間前のはクソツイート。曰く「スター・ウォーズより妖怪ウォッチが観客動員数が上回る変な国だから、安部政権が3年続く」

別に自分は妖怪ウォッチは好きじゃないし、また安部政権も好きじゃないが、「妖怪ウォッチが1位になる国は、文化がお子ちゃまで、なってない」とディスってるのが、非常に不愉快