なぜ投信は想定利回りを開示できない?

4月1日
一行ネタ/個人投資家が購入出来る投資信託は、なんと5500本もあるらしい/一般人が投信に手を出さない理由の一つに「投信の種類が多すぎる」があるらしい。選択肢が多いことが逆に作用するパラドックス

レストランとかでは、「選択肢が多すぎて迷ってしまう」という客の為に「オススメメニュー」「売れ筋メニュー」を提示。家電量販店なんかもそうだな/しかし、投信の場合、「人気の投信」は、それは即ち「利回りが低下してしまう」というパラドックスに陥る

そもそも、5500も投信があると、規模のメリットも分散してしまうし、それぞれにファンドマネージャーがいるのなら、人件費もバカにならない/投資信託を、せいぜい500程度に集約できないか?

投信選ぶ際に「?」なのは、「目標利回り3%の投信を選択したい」と探そうとしても、何故かそういう投信が見つけづらいこと。このスマホで検索かけても、そういう投信が出てこない/投信には「目標利回り」という概念が、無いのか?

それならまだ、「インドルピー債利回り5%、トルコリラ債10%」と開示してる方が、為替リスクはあるものの、「わかりやすい」/自分がトルコリラ債を選んだのは、そういう「わかりやすさ」も原因/しかし結果論だと、インドルピー債又はブラジルレアル債にしといた方が、良かったが

@lacucaracha 毎月分配型投信とかだと、実質の利回りが何%なのか、すぐに算出できなかったりして、ますます判りづらかったり/その辺、判りやすい投信が必要じゃないかと。それこそ「3%投信」とか、「5%投信」とか、商品名に目標利回りを明記する位に

毎月分配型投信も、ある意味「毎月一定額を分配してるのが、判りやすい」ということでウケてるんだろうな。判りやすさがヒットの秘密

毎月分配型投信は、その分配を維持するために、元本を蛸足喰いして(特別分配金)、金融庁的には「不健全」 だが、「判りやすさ」は評価されて然るべき

私事になるが、妻が以前から毎月分配型投信やっていて、自分は「複利効果が得られないから、止めておけ」と言ってるのに、聞かない/やはり、判りやすさでやってるんだな

@arkanal1 @lacucaracha 目標利回りの提示そのものが法的にNGとは知りませんでした。自身の無知を恥じるなり/が、そういう法的規制そのものが、一般人が投信から遠ざかる一因になってると思う

例えば野村證券の店頭で「利回り3%を考えてるのですが、どういう投資信託ありますか?」と質問したら、どれか勧めて貰えるものなのか?それとも訳判らない法的規制や自主規制で、「教えて貰えません」なのか?

日経新聞のマネー講座とかで「若いうちから、利回り3%で運用したら、30年後には○万円になります」な記事載せてたりするが、では「利回り3%の投資信託って、具体的には何なのか?」の記載が全くないんだよな

仕方ないから、自分は当時配当そのものが4%(税引き後でも3%以上)な高配当株であるキヤノンとか住友商事の現物株に投資した。その時に3%配当を謳う投資信託があれば、そっちを買っていたかも