野郎ラーメンを毎日食べても、「必ず死ぬ」訳じゃない

10月26日
「死ぬ」「死ぬ」とはてブかうるさいが、人間そんなに簡単に死なないよ。確率論の世界で、死ぬ確率は確かにアップするが、死なない確率の方が高い/或いは、80歳死亡が70歳死亡に早まる程度 / “「野郎ラーメン」月8600円で“食べ放題…” http://htn.to/6ySMhWr

たばこと同じ。野郎ラーメン毎日完食は「健康に悪影響」だが、「明日、100%死ぬ」訳じゃない。「10年後の死亡確率が10%上がる」程度だから、リスク鈍感層には全く響かない/そういう健康上の有意な悪影響は、愚行権の範囲内とされて、法規制は出来ない

そして、死亡確率が10%増える程度の「軽微な影響しかない」のなら、旨いラーメンを食べたい、というニーズは一定数存在する。そういうクラスタに対して、従来の啓蒙主義的な栄養学や健康指導はリーチ出来てない

一方で健康リスク過敏層もいて、「死亡確率が1%でもアップするなら、それは避けよう」とする/健康リスク過敏層と、健康リスク鈍感層の二極化が進行してると思う。健康リスク鈍感層は、死亡確率が2倍になってもライフスタイルを変えようとしない

速見健朗の「フード右翼とフード左翼」が、この二極化を表してる。過剰なまでの健康志向と、過剰なまでの健康無視

あと、単身者男性の方が、健康リスクに鈍感だろうな。「うまけりゃ、多少死亡リスクが上がっても、知ったこっちゃない」