南アルプスのリニア工事跡を観光開放せよ

1月2日
戦後、電力不足に対処するため、黒部川電源開発工事が行われた。黒部川から工事用軌道を作るだけでは対処できず、大町からトンネルを掘削し、立山側からもトンネル掘削して物資輸送しなきゃ、間に合わなかった/この工事輸送ルートの有効活用が、今の立山黒部アルペンルートである

さて、現代において、黒部第四ダム工事に匹敵する工事が、南アルプスで実施されている。リニア中央新幹線工事である/ということは、恐らく立山黒部アルペンルートに匹敵する位のトンネルとか道路とかが、南アルプスに設置されてることになる

何が言いたいか?というと、「折角南アルプスにいろんな工事用道路だのトンネルだのを作ったのなら、工事終了後に、それを有効観光利用したらどうか?」という提案。つまり「リニア工事道路を再利用した南アルプスアルペンルートを作れ!」という提案

自然環境保護派がいろいろ反対しそうだが、どうせ南アルプスに穴を空けてしまうのだから、それを有効活用しない手はない/電気バスのみ乗り入れ認めてマイカーは乗り入れ禁止するとか。

立山黒部アルペンルートの入り口まで、首都圏からだと3時間は掛かるが、もし「南アルプスアルペンルート」を作ったら、首都圏から1時間〜1時間半程度でアクセスできる。

富士山、尾瀬上高地位は、全面的に登山鉄道に移行してマイカーシャットアウトしてもいいと思うのだが。南アルプスアルペンルートも同じく。

逆に言えば、「黒部の大陽」は、よく建設が許可されたなあ。現代だと自然保護団体の反対運動で建設認められないだろう