一人当たり県民所得の統計マジック

9月1日
 一人当たり県民所得。東京の1位は兎も角、神奈川は14位、埼玉15位、千葉22位と、首都圏の県民所得は意外と「低い」/神奈川2位愛知3位と思ってたのだが https://pic.twitter.com/tCoRfzJ8Cf
実際は愛知2位で、3位は意外や意外の「三重」/つまり、東芝メモリみたいな製造業は、それなりに「所得になる」
 5位富山7位福井。北陸も強い。北陸各県は保育園入り放題だから共働きも楽/だから、総合的には、東京以外の首都圏より、東海圏北陸圏の方が実質的所得水準は上
伸び率も注目。東京都の県民所得伸び率は1.9%と全国平均以下/栃木県6.6%増福井県8.7%増。やはり製造業だな
安倍首相で「評価」出来ること。読売の一人当たり県民所得報道を見ると、「山口県が、47都道府県中、伸び率ワーストワン」ということ。つまり、安倍首相は「地元選挙区へ、利益誘導とか企業誘致とか、さらさら行ってない」ことが判る/そもそも山口を地元とすら思ってないんだろうケド
読売の一人当たり県民所得記事、年度は「2017年度」はおろか、「2016年度」ですらなく、まさかの「2015年度」なんだな。統計遅すぎ
あれ?一人当たり県民所得って、企業活動の収益も含む概念なの?「所得」というから、あくまで個人へのインカムの統計と思ってた/となると、内部留保の割合の多い大企業の多い県が有利/要は「一人当たりGDP」の都道府県版
神奈川埼玉千葉の「一人当たり都道府県GDP」が少ないのは当たり前で、これら各県はワーカーが東京都に流出してるから、東京都側の企業のGDP増大に貢献してることになる
神奈川埼玉千葉については、一人当たり県民所得、もとい「一人当たり県民GDP」の計算時には、夜間人口じゃなく、昼間人口で割り算して計算しなきゃ、不公平になる
「神奈川埼玉千葉が県民所得が低い」と早合点したが、これは統計のマジック、「統計でウソを付く」の典型だったんだな。騙されるところだった
@lu_peace_love 「県民所得」と名前がついてるので騙されがちですが、これ企業収益、企業内部留保も含んだ数値のようです