味音痴の方が幸せ

8月19日
どうも子供を見てると、自分よりは確実に「舌が肥えてる」気がする。つか、自分が味音痴なんだろうが/舌が肥えてる子供は「美味しくない」という食べ物が多い。自分は8〜9割の食事は美味しく感じる/人生、幸せが多い方がいい。味音痴な方が食事の度に幸せを感じるから望ましいんじゃないか?

「味音痴の方が、人生の幸せ総量は多い」と思うが、味音痴のデメリット/1.何でも「美味しい」というので、いつも食事を作る人(=妻)は、「自分の料理は、実はあまり美味しくないのでは?」と疑心暗鬼になる/2.味音痴じゃない人、更にはグルメな人を含めて接待する際の店のチョイスに困る

国としては「味音痴は撲滅すべき対象」と考えてるらしい。表向きは「味音痴は、ゆくゆくは成人病になるから、撲滅すべき」/しかし「味音痴が増えると、国産の高い食材が売れなくなるから」が撲滅の本音なのでは?

味音痴、というか「味のストライクゾーンが広い人が増える」と、「奥さんに手作り料理を強要しなくなる、出来合い総菜やコンビニ弁当でも満足する」から、女性の社会進出的にはプラスなんだが/それとも、「味音痴撲滅したい」の真意は「女性の社会進出を阻止したい」なのか?

子供たちが妻の実家に帰った訳です。妻の実家の料理、つまり祖母の料理の方が、正直言って「美味しい」らしく、たらふく食べてきた/自分は味音痴だから、義母の料理も妻の料理も両方有り難く食べる

そもそもコメが違うらしい。ウチは手間要らずな無洗米だが、妻の実家はいちいち研ぐコメ/研いだコメの方が格段に旨いらしいが、味音痴な自分には違いワカラン

自分はハーゲンダッツより「爽」の方を有り難がる味音痴だからな。その方が経済的でもある

自分は味音痴、もとい「味のストライクゾーンが広い」と自覚してるが、世間的には激マズと言われてるイギリス料理を食べても、美味いと感じるかどうか、チャレンジしてみたい/なんか、昔の「ほこ×たて」というテレビ番組みたいだな

フィンランドの本読んでたが、フィンランドも「世間に誇れる料理が無い」らしく、ヨーロッパてはイギリスと双璧らしい/フィンランドは20世紀まで国家、王室が無かったから。王室が無いと料理が進化しない

日本の47都道府県でも、全ての県が「豊かな食文化」という訳でもなかろう。イギリスやフィンランドみたいに「食文化が貧しい県」というのが、あるんじゃないか?/私見だが、埼玉県がバカにされがちな一因に、「食文化が貧しそう」というのがあるのでは?

埼玉県の食文化といって思い付くのは「山田うどん」と「餃子の満州」程度だからな。チェーン店の食文化

埼玉県は、有力な大名って、居なかったよな?だから食文化が貧しい仮説/水戸は御三家があったから、納豆とかの食文化が育った?

8月20日
自分が味音痴だと感じる理由の一つが「蕎麦の美味しさが判らない」「蕎麦打ちに全く憧れない」こと/関西人なので、蕎麦よりうどんの方がコスパ良く感じる / “男の人が50歳を過ぎて趣味を見つけようと強迫観念から蕎麦打ちなどを始めたりす…” http://htn.to/9Qx67RW4jn

8月21日
自分のような味音痴、もとい「料理のストライクゾーンが広い人」は、世の中に2〜3割は存在してると思う/しかし世の中の外食チェーンは、少なくとも表向きは、「世の中の人は100%、グルメ」という前提で宣伝や商品設計してる/一つ位、「ウチは味音痴をターゲットとしてます」という店があってもいい

「味は学食程度ですが、格安です」なノリの外食チェーンとか

というか、学食、役所食堂形式の外食チェーン店って、ないのか?

「ウチは味音痴をターゲットに、格安路線を狙います」なチェーン店が存在しないのは、やはり、ブランド構築が出来ないからなのか?/客質が悪くなり、店が殺伐としたり、クレームの嵐になるからか?