なんでも掲示板10年8月 過去ログその5

Re:ホメオパシー雑感 投稿者:e10go 投稿日:2010年 8月26日(木)00時29分49秒 返信・引用
>反論のためにホメオパシーを一通り、説明しないと反論できないので、この文章を
>読むと逆にホメオパシーに詳しくなってしまう。読んだ人のうち、一部はこの同じ
>土俵で対等にやりあうディベート的反論を読んで、逆にホメオパシーを信じ込んで
>しまうのではないかと危惧してしまいます。

中学生教育程度の科学リテラシーがあれば、ホメオパシーに薬としての効果がない
事は理解できると思います。
しかし、ホメオパシーに手を出し問題が起きるのは現在の教育に問題があるのかも
しれません。

>市民を啓蒙するのと、医療関係者を正しく指導するのと両方の必要があると思うのですが、
>とりあえず後者を急ぐべきでしょう。

日本医師会と日本医学会は日本学術会議会長の談話に賛成を表明していますね。
もっとも、大部分の医師はホメオパシーの効果を認めていませんけどね。
ただ、今回の騒動の渦中にある日本助産師会の対応は以前から問題大ありですけどね。

市民への啓蒙は、最近、朝日・毎日新聞が取り上げるようになったし、kikulog・
NATROMの日記・忘却からの帰還・幻影随想等のブログが活躍しています。

ホメオパシーの問題を新聞が取り上げるようになったのは助産院は安全?や上のブログの影響です。

>市民は医療として信じるというより、星占い、血液型占い、初詣、大安仏滅、おまじないと
>同じような気分で、やっているのではと思うのですが、そうではないのか・・・。

そうだったら、通常医療を拒否して亡くなるケースは起きないんですけどね。

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ホメオパシーは効果ない 投稿者:あじあ号 投稿日:2010年 8月26日(木)23時45分54秒 返信・引用
あれ?これはどういう意味?
1つの分子も残っていないので、効果がないはずということ?
それとも、ホメオパシーの薬(というのかな)と対比する似非薬を飲まして、
対照実験した結果、効果がないとしたのかな?

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Re:ホメオパシーは効果ない 投稿者:e10go 投稿日:2010年 8月27日(金)10時40分44秒 返信・引用 編集済
>それとも、ホメオパシーの薬(というのかな)と対比する似非薬を飲まして、
>対照実験した結果、効果がないとしたのかな?

そうです。二重盲検法による疫学調査で偽薬と同程度の効果しかない、つまり、
薬としての効果は無いと結論が出ています。

それも含めてですが、臨床においても有効性が統計的に(つまり科学的に)
全く立証されていないので、「治療効果は明確に否定されている」と学術会議の
会長談話になっています。

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れ: 投稿者:まる 投稿日:2010年 8月27日(金)11時48分13秒 返信・引用
>>臨床においても有効性が統計的に(つまり科学的に)
>>全く立証されていないので、「治療効果は明確に否定されている」と学術会議の
>>会長談話になっています。

「有効性が立証されていない」のと、「治療効果が明確に否定されている」のとには
ギャップがあるように思うのですが・・・。

有効性が立証されていないのと、有効でないことが立証されているのとでは
意味が異なります。

根本は、通常の治療を受けなくなってしまうところに問題があるように思うのですが。

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有効でないことは立証されています 投稿者:e10go 投稿日:2010年 8月27日(金)13時55分55秒 返信・引用
>そうです。二重盲検法による疫学調査で偽薬と同程度の効果しかない、つまり、
>薬としての効果は無いと結論が出ています。
>それも含めてですが、(以下略)

と書いているように、「薬としての効果は無い」と証明されている事を含めています。

>根本は、通常の治療を受けなくなってしまうところに問題があるように思うのですが。

そうです。
ホメオパシーを信じるのと通常医療を忌避するようになるのがセットで起きるから、
問題が発生します。

                                                                                                                                                              • -

有効ではないこと 投稿者:なかだ 投稿日:2010年 8月27日(金)14時54分13秒 返信・引用
確かに、有効ではなくても無害であれば、単なる時間の無駄をしているだけであって、それ以上とやかく言う必要はないかもしれません。
やはり、ある手段(実は有効ではない)が有効だと信じるがために、他の真に有効な手段を排除してしまうことが問題というわけですね。

                                                                                                                                                              • -

ホメオパシーの問題 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2010年 8月27日(金)17時14分20秒 返信・引用
既に多くの方がまとめられていますが、

1.通常医療の忌避

  「エホバの証人の輸血拒否」に似た話ですが、
  「自己決定権のない新生児などへのホメオパシーの強要」は、
  親権の濫用であり刑事罰適用も視野に入れるべきレベル

  では
  「成人が自らの意思で自己決定するのであれば、
  『自業自得』だから、別にいいのか?」というと、
  「マインドコントロールされたカルト信者を放置する訳にはいかない」
  という話になります。

  まずは、「マインドコントロールを解きほぐして、正しい判断能力を回復してあげる」
  ということが必要。

2.金銭的問題

  「自宅でホメオパシーの砂糖水を自作」する分には、コストはニアリーゼロですが、
  実際には、原価ゼロに近いホメオパシー「薬」が数万円で「売買」されている。

  この辺は、「霊感商法の高額の壷」と同レベルで、被害者は「健康」だけでなく
  「経済的」なダメージも負う。

3.自己増殖

  カルト宗教と同様、一旦マインドコントロールされた「信者」は、
  「他の信者の獲得」に必死になろうとします。

  ホメオパシーを巡っては、「ホメオパシー資格講座」なるものが設定されているように、
  「ホメオパシー被害者が、加害者(勧誘側)に転換する」という問題があります。
  「ネズミ講的側面」とでも言えばいいのか。

4.他者排斥・尖鋭化

  朝日新聞日本学術会議日本医師会などの「権威」が
  「ホメオパシーの否定」をすると、彼らは弱体化するどころか
  「自己の正当性を必死に主張するようになり」、
  「他への攻撃的言動」に繋がるようになります。

  その結果
  「国家によって排斥された!」という陰謀論に走るようになり、
  最悪の場合、刑事事件に走る危険性すらある。

  追い込まれたオウムが暴発するような危険性が、
  ホメオパシーには内在しています。
  (既に一部のホメオパシーサイトには陰謀論的言及がなされている)

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有効でなく無害なのに、害を発生させている 投稿者:e10go 投稿日:2010年 8月27日(金)17時44分30秒 返信・引用
>確かに、有効ではなくても無害であれば、単なる時間の無駄をしているだけであって、それ以上とやかく言う必要はないかもしれません。

そうなんですよねえ。
ホメオパシー自体は無害です。
ホメオパシーは毒でも薬でもないレメディー(ただの砂糖玉)が主体ですが、
レメディーを摂取しても、効果は無いけど害もありません。
だから、ホメオパシーを実践するだけなら、単なる時間(プラスお金)の無駄で
済むんですけどね。

>やはり、ある手段(実は有効ではない)が有効だと信じるがために、他の真に有効な手段を排除してしまうことが問題というわけですね。

そうですね。
ホメオパシーでは、ホメオパシーを有効だと信じ込ませ通常医療を避けるよう
行動させているのがホメオパシー推進者です。

ホメオパシー推進団体が行なう講演では「通常医療では治らない・害が多い」と、
聞いている人にミスリードを誘うような内容が多いです。
これを信じた人が、ホメオパシーを使う時に通常医療を忌避し易くなります。
ネット上では、ホメオパシーを使う人のコメントで「予防接種はしない・させない、
薬は飲まない・使わない、病院には行かない・行きたくない」と言う内容が多いです。

つまり、ホメオパシーは有効でないが無害なのに、ホメオパシー推進者が害を発生
させる原因を作っているんですね。

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(無題) 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2010年 8月27日(金)18時16分16秒 返信・引用
海外のホメオパシーは「200年の伝統」があるそうですが、
海外のホメオパシー団体は、通常医療を否定しているのでしょうか?

あるいは通常医療は肯定の上、「おまじない」的にプラスアルファとして
ホメオパシーの使用を推奨しているのでしょうか?

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Re: ホメオパシーの問題 投稿者:なかだ 投稿日:2010年 8月27日(金)18時16分35秒 返信・引用 編集済
> No.12602[元記事へ]

スルッとKANTOさんへのお返事です。

>   「成人が自らの意思で自己決定するのであれば、
>   『自業自得』だから、別にいいのか?」というと、
>   「マインドコントロールされたカルト信者を放置する訳にはいかない」
>   という話になります。

あえて暴論と承知で言えば、まあ、成人本人の意思ならほうっておいてもいいかな、とも少しばかり思います。

その理由は……

少しでも健康保険制度の維持にプラス側に貢献することになるから。

って、この手のものに感化されてる人って、そもそも健康保険料払ってるのですかね?
サラリーマンやその家族の信者で、月々健康保険料が天引きされるのに疑問を感じて会社勤めやめたりしないのだろうか?

> 原価ゼロに近いホメオパシー「薬」が数万円で「売買」されている

これに保険が適用されたりして……

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なかだ様にしては珍しく「暴論」ですね 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2010年 8月27日(金)18時36分8秒 返信・引用
>あえて暴論と承知で言えば、まあ、成人本人の意思ならほうっておいてもいいかな、とも少しばかり思います。
>その理由は……
>少しでも健康保険制度の維持にプラス側に貢献することになるから。

そのままホメオパシーに依拠し続けて保険医療を利用しなければ「いいのですが」、
悪化した後に通常医療に「転向して泣きついて来られる」と、
かえってトータルの医療費は嵩む気もする。

あと、「尊厳死」「安楽死」とかであれば、「成人の自由意志による自己決定なので尊重すべき」
というのは一理ありますが、
その論理をそのままホメオパシーに敷衍するのは、どうなんでしょう?

先日、有名な映画監督が脾臓ガンで早世したらしいのですが(自分は良く知らない)、
この人は抗がん剤治療を拒否したらしいです。
そのことについて「この監督の心理状況はホメオパシー信者となんら変わらない」と
はてなで問題提起がありましたが、
私見では、こういう場合の自己決定は、
ホメオパシーのようなマインドコントロール下にある」のでなければ、
それはそれで尊重してもいいのでは、と思う。

ところで、
民主党ホメオパシーを含む統合医療の導入に積極的であり、
 その理由としては国民の中にホメオパシー信者が増えてくれれば、
 通常医療に要する医療費増大に歯止めが掛かるから」という「陰謀論的解釈」が
ありましたが、さて。

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日経はホメオパシー問題に鈍感では? 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2010年 8月27日(金)18時59分10秒 返信・引用
ホメオパシー問題についての大手マスコミの対応
1.読売が山口の訴訟をスクープし
2.朝日が反ホメキャンペーンをし
3.毎日もそれに絡んで言及する

ところで、自分は日本経済新聞だけを購読しているのであるが、
日経を読んでいると、この問題の扱いはえらく「小さい」。
(取り上げられていない訳ではないのだが、社会面2面に小さく、という感じ)

ホメオパシー問題の存在自体を認知していない」という日経読者も、
案外いるんじゃないか、と思う。
(そもそも日経読者は、社会面の2面を読み飛ばすような人が多い)

「日経読んで、23時にワールドビジネスサテライト見て・・・」的な生活送っていると、
意外とこのような問題が社会で進行していることに気付かなくなっている。
自分も、はてなブックマークを定期チェックしているので、この問題を知った次第。

で、
「日経の読者だったら、ホメオパシーなんかに騙されない科学リテラシー持っているから、いいじゃん」
という開き直り論もあるが、
「ダンナは科学リテラシーあっても、専業主婦の奥様は、ママ友から変な情報を吹き込まれる」
なんてこともあったりする訳でして。

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「首都圏は電子マネー保有率が100%」という記事のミスリーディング 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2010年 8月27日(金)19時27分48秒 返信・引用
自分もよくミスリーディングなネタ建てることあるので、半分自戒も込めて

http://japan.cnet.com/news/business/story/0,3800104746,20419009,00.htm

タイトル
「首都圏は電子マネー保有率がほぼ100%--地方は「WAON」がシェア拡大中」

出だし
「首都圏に住む人の電子マネー保有率が98.6%(前回調査時は82.8%)とほぼ100%に達したことが、
 野村総合研究所NRI)の調査で分かった。NRIが8月26日に発表した。
 首都圏を除く地域でも、札幌市で75.0%(同61.4%)、東海で65.7%(同42.9%)、
 近畿で77.8%(同56.5%)、福岡県で68.3%(同51.8%)といずれも6割を超えたという。」

これだけ見れば、最初の方しか読まない人、タイトルだけしか見ない人は、
「ついに電子マネー皆所有時代到来か!!」と誤解するだろう。

しかし、小生は未だに所有していない自分の親などを見ているので、
「んなわけないだろう」と疑念の念を持って読み進むと、
最後の方に
「調査は6月18〜22日、北海道(札幌市のみ)、首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)、
 東海(愛県知、三重県岐阜県)、近畿(大阪府京都府兵庫県奈良県)、
 福岡県の18歳以上の男女2250人を対象にネットリサーチサービス「TrueNavi」をもとに実施。」
とある。

要は母集団が「ネットアンケートに協力するような層、ネットや新サービスリテラシーの高い人」
なのであり、「相当にバイアスが掛かった調査」である、と言わざるを得ない。
ネットアクセスが少ない高齢者、この層は通勤ニーズも少ないので、
その分電子マネー所有率が少ない、と推察するのが自然であり、
高齢者も含めた全世代平均では、保有率は押し下がるはずである。


この調査で確実に導ける「結論」は、
「首都圏では交通系カードが優勢、地方では流通系カードが優勢」ということ「だけ」であり、
「普及率」については、全く信憑性のない調査、と言わざるを得ない。

自分の周囲を観察した限りでは、「せいぜい所有率7割」といったところ。

野村総研が「保有率100%」というリリースをしたのか、あるいはCNETがそのような
タイトルを付けたのか知らないが、仮に野村総研が「保有率100%」というタイトルを
付けたのだとすれば、その真意を疑ってしまう。
いやしくも日本有数の調査機関が、「母集団のバイアス」という統計学の基礎のようなことを
知らなかったとは思えない。
穿った見方をすれば、「電子マネーが皆所有段階に達しましたよ」と発表することによって、
電子マネー関係各社の株価の上昇を狙う(つまり親会社野村證券の援護射撃)という
「意図」が隠されているのではないか、とすら感じてしまう。

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自然信仰原理主義 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2010年 8月27日(金)19時52分37秒 返信・引用
今回のホメオパシー問題は、ある種の「自然信仰原理主義」と言えそうだ。
で、ここのところ、「自然信仰原理主義」の綻びが垣間見れる気がする。

「高齢者がエアコンを嫌って熱中症になる」というのも「自然信仰原理主義」の綻びの一つ。

自分に言わせれば遺伝子組換え排斥運動も「自然信仰原理主義」だと思うので、
早晩綻ぶと期待しているのだが。

はてなにあったネタだが、どこかの生協が
「当生協では、保存料を適切に使用しています」として、
「保存料は有用です、人体への影響は軽微です」という点を科学的に解説したところ、
「生協の存在意義の放棄だ!」という反発があったらしい。

生協といえば「自然信仰主義者」の巣窟、というイメージもあるが、
と同時に生協は「女性解放、ジェンダーフリーの拠点」でもある。
ジェンダーフリーの観点からすれば、「家事の軽減化」というのは重要なテーマであり、
一定の段階で自然信仰原理主義から決別する必要に迫られた、ということだろう。

原発PR施設に宮崎アニメキャラが使われていることが問題視され、
撤去に追い込まれたそうだが、これも「自然信仰原理主義」。
彼らにすれば、宮崎アニメは「自然信仰原理主義のシンボル」なんだろう。
(だから自分は宮崎アニメが苦手)

今まで、自然信仰原理主義は「左翼」と親和性があるとされ、
その象徴が週刊金曜日の「買ってはいけない」であったが、
その理由は「自然信仰=アンチ大資本」というイメージがあったから。
しかし、自然信仰を突き進むと、生活に多大な不便が生じ、
それは弱者、より具体的には女性に降りかかる。
なので、自然信仰原理主義が「アンチジェンダー主義、右翼」と
親和性を持ったとしても何の違和感もなく、それが極端な形で現れたのが
「子宮頚ガンワクチン陰謀論」である。

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育児雑誌の路線変更とホメオパシー 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2010年 8月27日(金)20時19分26秒 返信・引用
日経夕刊文化欄は、「意外なネタの宝庫」である。

以前、どこかの作家が、「自分の調査能力がない」ということを言いたくて日経夕刊文化欄で
書いていたネタが、「育児雑誌の変遷」。

「90年代を境として、育児雑誌は「啓蒙型」から「ママ友」型に変遷した」という仮説を
その作家は建てていたのだが、それを立証しようとして、膨大な量の育児雑誌の前で挫折した、と
書いてあった。


で、その作家は「自分の調査能力の不甲斐なさ」を言いたいために日経夕刊コラムに書いていたのだが、
自分はこのコラムのおかげで「育児雑誌の路線変更」という仮説を知った。
そして、それは恐らく「事実」だと思う。

「啓蒙型」というのは、「主婦の友」的な路線。
「ママ友型」というのは「たまひよ」的な路線。

これはある意味暴論であるが、所謂「伝統的な名付け」(=女の子は「●子」)でなく
「現代風の、良く言えば個性的な、悪く言えばDQNな名付け」が普及していく過程と、
育児雑誌の路線変更とは、シンクロしているような気がしてならない。

で、一部の育児雑誌が、ホメオパシーを無批判に掲載している、とする批判がある。

http://ameblo.jp/moonsun3/entry-10622636065.html

ナチュラル・エコ・ロハスをテーマにした生活情報誌(育児情報誌含む)の流行は
>5年ほど前から始まったように思います。
>「クウネル」「リンカラン」「天然生活」「ナチュリラ」「かぞくのじかん」「tocotoco」
>「nina's」「クーヨン」・・・廃刊になったものもありますが、
>ちょっと今書き出してみてこんなにあったのかとビックリしました。
>ずっと昔の育児雑誌になると、4年ほど前に廃刊になった「ベビーエイジ」しかなかった気がします。
>主な記事は、赤ちゃんの皮膚病やうんちの症例写真、しつけの相談、ハイハイやタッチなどの
>発達について等、実用的な記事が中心でした。
>そういえばベビーエイジの終焉と入れ替わるかのように上記のナチュラル系育児雑誌の流行が
>始まってますね。しかし、ナチュラル系育児雑誌の記事は「お洒落な親子ファッション」
>「かわいい育児雑貨」「こどもにやさしいロハスなインテリア」が中心で
>実用情報はほとんど皆無のように見受けられます。
>(うんちの写真なんてとんでもない!)
>その中にホメオパシー等の自然療法が紛れ込んでるのですね。
>綺麗な元モデルさんの体験談やお勧め品として。

もし20年前の「啓蒙型育児雑誌」が健在であれば、ホメオパシーはここまで普及したかどうか、
疑わしい。
20年前の育児雑誌では、編集側の良心、矜持というものが健在だったのだろう。


できれば、件の日経夕刊作家には、「育児書の変遷」を、再度研究テーマとして取り上げて欲しい。
今なら、朝日新聞社などの組織力も使えるのではないか?

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無題です 投稿者:cornucopia 投稿日:2010年 8月27日(金)21時41分4秒 返信・引用
> 先日、有名な映画監督が脾臓ガンで早世したらしいのですが(自分は良く知らない)

アニメーション映画監督の今敏さんのことならば、膵臓がんでは?

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ひかり号 投稿者:まる 投稿日:2010年 8月27日(金)23時21分5秒 返信・引用
話題を変えて恐縮ですが、
新大阪、東京間のひかりの停車駅って、誰が何を考えて決めているのだろう。

明日、米原から静岡に行くのだが、ひかり号の停車駅が、ここの管理人が考えたような
千鳥式になっていて、かなり不便である・・・。なんだこれは。

米原に止まるやつはなぜか静岡通過。静岡に止まるやつは米原通過なので、
名古屋に乗り換えねばならない。
のぞみに追い抜かせるタイミングで停車駅を決めているような気が。

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日経だけ 投稿者:なかだ 投稿日:2010年 8月27日(金)23時21分44秒 返信・引用
>自分は日本経済新聞だけを購読しているのであるが

よくご家族が納得してますね。
だいぶ以前、家族に「日経をとってみたい」と打診してみたのですが、「んなもん、会社でよみんしゃい」とにべもなく却下されてしまいました。

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電子マネーの調査 投稿者:なかだ 投稿日:2010年 8月28日(土)16時22分25秒 返信・引用
> 野村総研が「保有率100%」というリリースをしたのか、あるいはCNET
>がそのようなタイトルを付けたのか

こういう時は野村総研の報道発表にあたってみればいいのに、なぜそれが思いつかないのか不思議です。だって、
>NRIが8月26日に発表した
とあるのだから、ネット上に公開情報が掲載されているはずでしょう?
http://www.nri.co.jp/news/2010/100826.html

で、NRIの発表はなかなか慎重です。もちろんタイトルには「保有率がほぼ100%」なんて書かれていません。
あと、調査後の統計処理手法について、興味深いことが書かれています。

>男女年齢別の構成が、2005年の国勢調査に基づく5地域の性・年齢別人口構成
>(18~19歳、20~29歳、30歳~39歳、40~49歳、50~59歳、60~79歳の人口構成比)
>に沿うように、回答に重み付けを行って集計している

つまり、高齢者の回答が少なくても、実際の人口分布に応じてバイアスをかけているということなんですね。
ですから、まあ、回答者全員の単純平均よりはやや低く数値が出ているものと想定されます。それでも無作為抽出の結果よりも明らかに所有率は相当高く出てるでしょうけどね。

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中国での「右翼」とは? 投稿者:なかだ 投稿日:2010年 8月28日(土)16時26分27秒 返信・引用 編集済
どこかの報道で、中国における「ネットウヨク」の話が出ていました。
見てみると、ネット上で中国への愛国心に燃える人たちという意味で使ってるんですね。

元々「左翼」「右翼」というのは、共産主義的・社会主義的思想が左で、全体主義的思想が右だと思っていました。
すなわち、中国においては、国家が共産主義なのだから、国家の主張をよりラディカルに叫ぶ人たちは「左翼」なのではないかと思っていたのですが、実際のところどうなんでしょうね?

最初の「ネットウヨク」の使い方が正しいとすれば、たとえば中国国内において国家の主張に共鳴せず、親日を表明して天皇制にシンパシーを感じ「天皇陛下万歳!」と叫ぶような人たちがいたとすると、その人は「左翼」なんでしょうか?

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右翼と左翼 投稿者:あじあ号 投稿日:2010年 8月29日(日)09時59分8秒 返信・引用
本来は、経済の分野で小さな政府と大きな政府の支持者という意味です。
日本では、安保・自衛隊への賛否が左右を分ける基準にもなっていますが。
舛添先生談

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有機無農薬農産物 投稿者:あじあ号 投稿日:2010年 8月29日(日)10時05分26秒 返信・引用
ホメオパシーは論外だが、有機無農薬農産物もある点これに似ている。
というと怒られそうだが、英国政府で調べたところ、有機無農薬農産物を
食べ続けた人と一般(慣行)農産物を食べ続けた人を比較しても、健康に
違いは見いだせなかったとのこと。
規模や期間等議論はあり得るが、有機無農薬農産物は健康にいいかと聞
かれたらどう答えたらいいのだろうか?いまだ健康への優位性は見いだせて
いないとしか言えないということだろう。
それなら、そんなものを政府が推進するのはホメオパー医療並みということに
ならないか?各位のご感想は?

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抗がん剤治療を拒否 投稿者:あじあ号 投稿日:2010年 8月29日(日)10時07分29秒 返信・引用
抗がん剤はかなり高価で、体に悪影響を与えることもあり拒否する方もいます。
似非科学を信じたかどうかは不明です。

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ネットウヨク・円高民主党・超高齢者 投稿者:cornucopia 投稿日:2010年 8月29日(日)11時46分51秒 返信・引用
> どこかの報道で、中国における「ネットウヨク」の話が出ていました。
> 見てみると、ネット上で中国への愛国心に燃える人たちという意味で使ってるんですね。

日本のネットウヨクといわれている人たちがNYTimesに紹介されていました。
(注:Dissentには右翼の意味はないです)
New Dissent in Japan Is Loudly Anti-Foreign
http://www.nytimes.com/2010/08/29/world/asia/29japan.html?ref=asia

>「左翼」「右翼」というのは、共産主義的・社会主義的思想が左で、
> 全体主義的思想が右だと思っていました。

単純に、
保守:右翼
革新:左翼
だとすると、「中国への愛国心に燃える人たち」は、一応「右翼」ということになります。

中国の「左翼」がどのような層をさすのかよくわかりませんが、
「体制改革を主張する人たち」とすると、例えば「多党制の容認、
報道の完全な自由等を主張する人たち」になるんでしょうか?

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ついでに、NYTimesの日本に関する最近の記事

円高について
Japan's Leader Says He'll Move to Rein In Surging Yen
http://www.nytimes.com/2010/08/28/business/global/28yen.html

民主党代表選挙について
In Japan, Party Ex-Leader Will Challenge Premier (August 26, 2010)
http://www.nytimes.com/2010/08/27/world/asia/27japan.html?_r=1&scp=3&sq=&st=nyt

少し古いですが超高齢者生死不明の記事。
(タイトルの Gone が絶妙)
Japan, Checking on Its Oldest, Finds Many Gone (August 14, 2010)
http://www.nytimes.com/2010/08/15/world/asia/15japan.html

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右翼と左翼 投稿者:なかだ 投稿日:2010年 8月29日(日)15時23分57秒 返信・引用
>保守:右翼
>革新:左翼

保守と革新の意味が、現状の政治体制に対してそれを維持することか変革することかという意味だとすると、民主党政権下では自民党は革新であり左翼であるということになってしまうのでしょうかね?
どうもそれはしっくりきませんね。自民党自身が真正保守のようなことを今でも言っているようだし。
やっぱりよくわかりませんね。

>本来は、経済の分野で小さな政府と大きな政府の支持者という意味です

これだと、ナチスや太平洋戦争下の日本のような国家は左翼ということになってしまいますよね。

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国家社会主義ドイツ労働者党 投稿者:あじあ号 投稿日:2010年 8月29日(日)23時08分0秒 返信・引用
ナチの正式名称の和訳はこのとおりですから、まさに「左」ですね。
なお、戦争中の日本を指導した革新官僚は、当時の従来からの政党政治家や
経済界からは「左」と批判されていましたね。

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そういえば 投稿者:まる 投稿日:2010年 8月29日(日)23時17分42秒 返信・引用
ここの管理人だったか、バブルのころ、
考え方がサヨク的だと批判されると、「左翼ではない。進歩的なだけだ。
『進歩的右翼』というどこかの党を揶揄した言葉があるが、自分はいうなれば
進歩的中道だ」とのたまってましたな。

普通は、進歩的=左翼、保守的=右翼なのだが、当時の情勢では
進歩的=与党、保守的=野党、みたいな構図があった。

売上税を新たに導入するとか、国鉄をJRにするとか、改革をするのが与党であった。

ちなみに北朝鮮の正式名は「朝鮮民主主義人民共和国」、どこが民主主義なんかな。
建前上、あの国は民主主義なんですかな。

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れ:進歩的=与党、保守的=野党、みたいな構図があった。 投稿者:あじあ号 投稿日:2010年 8月29日(日)23時50分29秒 返信・引用
うまいこと言いますね。実際当時は、福祉国家への批判から小さな国家への
動きが、その是非は別として先進国であり、日本では、国鉄等の民営化が図
られました。売上税は、大きな国家への動きとは言えるのですが、逆進性
の税金の導入という点からすると、所得再配分機能を落とすために、小さな
国家への動きと言えるのかもしれません。

なお、共産党系の団体は、民主××としていることが多いです。
例:民主青年同盟
私の理解するところでは、自由経済にゆだねるのではなく、国民が
社会・経済をコントロールすることを是とする考え方に立つため、
「民主」としているようです。
東ドイツは、ドイツ民主共和国DDR)でした(西はドイツ連邦共和国)。

北朝鮮の民主は・・・、わかりません。

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「経済右翼」「軍事右翼」「宗教右翼」と3カテゴリを提言したことありましたね。 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2010年 8月30日(月)12時03分8秒 返信・引用
「経済右翼」も2通りあって、
「小さな政府&貧富格差放置」が典型的な「経済右翼」であって
大きな政府&貧富格差是正」が典型的な「経済左翼」ですが、
論理的には「小さな政府&貧富格差是正」もありえるし、
大きな政府&貧富格差放置」もありえます。

私見ですが「大きな政府&貧富格差放置」に近いのが自民党政治だったんじゃないか、と。

となると、そのアンチテーゼの民主党
「小さな政府&貧富格差是正」となる訳でして、「小さな政府」の部分が「事業仕分け」であり、
「貧富格差是正」の部分が「子ども手当て」になる・・・乱暴な言い方をすれば。

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産院出産が当たり前だと、「自然な分娩」を逆に「賢い出産」と勘違いする。 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2010年 8月30日(月)16時39分36秒 返信・引用
http://ameblo.jp/moonsun3/entry-10627716420.html
>賢いママが選んだ「よい医療」=ホメオパシー?。

ホメオパシーを批判するときまず理解しておかなければならないのは、
ホメオパシー信奉者には程度の差があるということです。
>血眼になってホメオパシーに傾倒している人や、
重篤な病気を治療しようとしている人をついつい思い浮かべがちですが、
ホメオパシーピラミッドの底辺を構成する大多数はローズウォーターを
>買うようにレメディを買う人たちなのです。
>重病であったり持病を抱えていて医療の在り方に疑問を抱くなどという
>経験がまったくない、バファリンやノーシンの代わりにレメディを
>買う程度の人たちまで、なるべくなら現代の医療を回避しようと
>しているということにもなります。
(中略)
助産院での出産があたりまえだった時代に病院での出産を選択した人たちは
>「意識的」な行動をした者であり、自らを賢いと考えたかもしれません。
>対して、病院での出産があたりまえの現代では、
>自然なものや自己実現に「覚醒」し「意識的」に産院を選択した者が
>自らを賢いと考えていそうです。

要は、デファクトスタンダードが病院出産である昨今、
「あえて」自宅出産、助産院出産を選択する、ということは、
その選択自体が「自己実現の一貫」としてなってしまっている、ということ。

結婚式とかでも「私らしいウェディングで自己実現」という風潮があるようですが、
人生の中で何度もない出産の場面でも「私らしい出産」を追求しようとしている、ということ。
その意味では、言葉は悪いですが「ファッションとしての自宅出産であり、ホメオパシー
ということ。

ただ、困ったことに、オリジナリティ溢れるウェディングしても、生命の危険は殆ど伴わないですが、
「オリジナリティ溢れる出産」は、その対価として生命の危険を伴います。
問題なのは、そのリスクを妊婦が自覚していないということ。

で、「自己表現としての出産スタイル」を「賢い出産」と感じちゃったりする。
ナチュラル系育児雑誌が、その勘違いを助長しています。

このブログの著者は、
「妊婦側が出産死亡率を意識しなくなっているために、
 死亡リスクを無視して自己実現出産に走ってしまっている」と別エントリで指摘しています。

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1行ネタ 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2010年 8月30日(月)18時24分27秒 返信・引用
6歳児は、最近まで2000円札というものが世の中に存在していることを知らなかった。

というか、小学校高学年辺りでも、知っているかどうか疑わしい気がする。

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2千円札普及運動 投稿者:なかだ 投稿日:2010年 8月30日(月)18時35分29秒 返信・引用
地道にやってます。
ちょくちょく行く銀行のATMの脇に両替機があって、そこで数万円程度を全部2000円札に両替してしまい、あちこちの支払いに利用するのです。

まあ、相手の反応をおもしろがるのが目的なんですがね。大体のレジの係員は目を丸くして戸惑いますね。
先日ホテルのフロントで出したときには、「いや〜、2000円札ですか。久しぶりですねえ。」などと会話が弾みました。
飲み会の集金などで出すと、場が確実に盛り上がります。

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過ぎたるは及ばざるが如し 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2010年 8月30日(月)18時40分24秒 返信・引用
先日「地下水汲み上げ規制のおかげで地下水が復活した」と投稿したが、
下水の「行き過ぎた処理」は逆効果らしい。

以前であれば、森林や野生生物等が排出する栄養分は、
そのまま海洋に流入し、これが藻類などの栄養になっていた。

一時期、下水網導入前には富栄養状態になってしまって赤潮
発生したりしたので、大慌てで下水網を整備したりしたのだが、
そのために「本来なら上流から流入するはずの、野生生物等由来の栄養分」
までも処理してしまったので、逆に「貧栄養状態」になってしまい、
藻類やプランクトンが育たなくなったとか。

なので、「下水中のリン類を、あえて一定割合除去せず残留させる」
ことで、貧栄養状態を阻止することを研究し始めているらしいが、
「どれくらいの比率で残留させるのがベストなのか?」について、
まだまだ手探り状態らしい。

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余談 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2010年 8月30日(月)18時43分26秒 返信・引用
日経ネタだが、2002年→2008年で、日本国内の
肥料使用量が19%減少したらしい。

日経の解説では「日本の農業生産力の衰退に比例している」という解説があったが、
本当だろうか?

無農薬、減農薬農法が増えているのと同様に、減肥料農法が増えているから、
という仮説は成立しないのか?

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(無題) 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2010年 8月30日(月)19時09分25秒 返信・引用
1.水族館の2020年問題

国内の水族館は2020年ごろに更新時期を迎えるらしい。

水族館の設備更新が難しいのは、単に設備が高額、というだけではないらしい。
一番問題なのは「更新の間、館内生物をどこに仮住まいさせ、どうやって引越させるか」、
こっちの方が大問題なんだとか。

2.
犯罪者の更生施設、再就職施設が住民の猛反対で立地できないらしい。

それほど必要な施設なら、刑務所のように、立地自治体に税収面で多大なメリットを
与えられるようなスキームにできないか?

刑務所は「固定資産税目当ての過疎自治体」が誘致合戦を繰り広げている。

3.

電子教科書は果たして眼にいいのだろうか?

田原総一郎柳田邦夫が反対運動しているようだが、
その論拠は「デジタル人間だと人格を歪める」のような情緒的なもの。
そうでなく、単純に医学的に、デジタル画面の凝視が小学校低学年の視力に
悪影響を与えるのでは、という観点から検証すべきでは?

聞くところによれば、子供の視力というのは、小学校低学年ではまだまだ未完成状態で、
10歳ごろにようやっとほぼ完成するらしい。

そういう眼への医学的影響はどうなのか?

田原のような情緒的な反対論が先行してしまうと、簡単に「論破」されてしまい、
逆に本来検証必要な医学的観点の検証作業が疎かになってしまうのでは、と懸念してしまうのである。

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理想の社会 投稿者:sai 投稿日:2010年 8月31日(火)18時23分30秒 返信・引用
みなさんが思う理想の社会とはなんですか?

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相続登記放置問題 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2010年 8月31日(火)19時22分50秒 返信・引用
http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20100830193248
「200歳非実在老人戸籍を問題視する前に、明治のまんまの土地登記簿を問題視する方が先決じゃないか?」
公共工事のネックになるので)
と匿名ダイアリーに投稿したところ、結構反響があった。

以下はてなブコメントを引用

・MCE この問題の全容を把握したうえで新しい制度を組むというのは、
   かなり至難の技だと思う。 2010/08/31
・nanoha3 登記は元々いい加減で信用度が低め。
     id:thesecret3山とか畑はそういう法律がある。
     10年くらい利用している事実上の利用者に所有権が移転する法律。
     親戚がそれで山1つとられた。 2010/08/31
・thesecret3 勝手に住み着いて15年ぐらい経過して誰も異議申し立てをしなかったら
      自分のものになるとかって法律日本にはないのかな。。 2010/08/31
・pppantsu これは確かに大問題。 2010/08/31
・atoh  公共事業は収用あるのみ。とっとと見切って実施すればいい。
    /民間は誰かが横着した分のツケが回ってきてるだけだからあきらめてね。
    /相続より境界線がいい加減な方がやだね。 2010/08/31
・nodoka84 こいつのおかげで、貴重な水源地を中国資本に荒らされるのが
      防げているという話を聞きました。 2010/08/31
・mypcwin あり得るかもしれないですね。 2010/08/31
・CavalleriaRusticana Politics  一斉に、相続税を徴収するチャンス?
                というよりも、監獄を終の棲家に選ぶ人たちを
                掘り当てるだけだ、と? 2010/08/31
・hakodama これは大事な記事。しかし注目を集めるため、
     増田で名前もIDも晒す方法はあまり好まれるものじゃないと思う。 2010/08/31
・tamu2822 自分の url 晒してるのに、なにゆえ増田? 2010/08/31
・gruza03 建物の滅失登記もしてないのもあるよ。 2010/08/31
・jamais_vu ”感覚論だが、地方の田畑山林なんかでは、
       2割程度は「所有者は明治のまんま」と思われる。” 2010/08/31
・kousyou そうそう。日本は欧州と比べて地籍の整備が遅れていて達成率は2004年で46%、
     最も遅れている大阪府はわずか2%しかない、というのを広井良典
     「コミュニティを問いなおす」で読んだ。 2010/08/31
・multiplex00 携帯の基地局なんかが正にこの問題に直面してる模様。
       追跡したら南米に移住してたとかあったりして 2010/08/31
・hiruhikoando society いわゆる「不在地主」なんだろうか。大宮東口など誰がどこを
           持っているかよく分からない状態で新開発が出来なくなっているしなあ。
           大宮の場合西武が一枚絡んでえらい迷惑になったのだが。 2010/08/31
・irukanoirutaro 高架下もこういうケースある。 2010/08/31
・ssuguru Law 相続。リンク先も情報豊富。あわせて読みたい
       → 一家につき2軒?「家余り」日本を管理放棄不動産が襲う
        2010/08/31
・tfryhjko 田舎だけじゃなく、歌舞伎町とか繁華街もヤクザの又貸しの又貸し
     みたいのが多くて、新規にビル建てるときに誰の土地かわからなくて
     苦労するって話を聞いたなあ。 2010/08/31
・yibe 『閉鎖戸籍については「80年経過すれば廃棄」』
    ←今年から「除籍から150年間保管」に延長されたのではなかったっけ?
    既に廃棄されてしまった分はどうにもならないけど… 2010/08/31
・momomubi 相続人が解雇されてからホームレス化してその後不明とか
     連絡とれないとか去年俺もあった。仮に失踪宣告しても…7年 2010/08/31
・rgfx あるある(;´Д`)近くの草ボーボーのあそことか。 2010/08/31
・k-takahashi 『実社会には何の影響も及ぼさないような事案の報道を行う前に、
       地方の公共事業の隘路になっている相続放置問題に調査報道をシフトすべき』 2010/08/31
・hitouban 市内にまさにそれで15年くらい工事止まってる道路がある。 2010/08/31
・m_yanagisawa 同意>「一定期間相続登記が放置されるような場合には、固定資産税納付者等に
       相続人を限定するような特別措置が検討されてもよいのでは」 2010/08/31
・toraba 「マスコミは、「200歳の戸籍」のような、実社会には何の影響も及ぼさないような
     事案の報道を行う前に、地方の公共事業の隘路になっている相続放置問題に
     調査報道をシフトすべきでは?」お楽しみモードですからw 2010/08/31
・timetrain それで相続人不明になったりするのか。これのおかげで中国人が
      山間部を購入することが困難になっているらしいのでいい面もあるけど、
      公共事業時には確かに厄介すぎるから法整備がいるわ。 2010/08/31

ということで、確証はないのですが、いくつかの新事実が判ったのでまとめ。
?各地で相続人不明で停止している公共事業が見られる。
?携帯電話基地局(=山頂)の買収時にネックになっている。
?と同時に相続登記未了問題が「中国資本による山林買占め」の進行を遅らせている。

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雑感 投稿者:まる 投稿日:2010年 8月31日(火)22時35分50秒 返信・引用
登記簿が明治のままでも、土地は法律上の相続者に相続されたとみなすものなのか?
相続放棄という意味にはとられないのか?

そもそも山林の「私有」状態がおかしいと思う。下手をすると国立公園や
国定公園まで、かなりの割合で私有状態になっているという。
そもそも彼らの先祖はどういう経緯で明治以前にその土地を手に入れたのか。
きっと現代社会では受け入れられない封建的な制度に基づいて、土地を
入手したのに違いないのであるから、そのような先祖代々の土地の私有、相続を
認めるわけにはいかないのではないか?