教育ブレーク(21)ひめゆり事件

教育ブレーク(21)ひめゆり事件

(なんでも掲示板 05年6月 投稿済)

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ひめゆり事件  投稿者: スルッとKANTO  投稿日: 6月10日(金)08時21分27秒

マスコミ各社取り上げているのでリンク省略

http://itaru-m.hp.infoseek.co.jp/edu/13.htm
に書いたとおり、英語の試験というのは現国の能力を試すものでもある。
なので、
「数学のように答えが1つではない」ということで、現国同様に(受験)英語が
イヤだという人は多い・・・小生もそうだが。

ところで、「9日、わかった」という書き方はなんだろう?
入試は2月のハズなのに、なぜ今頃マスコミネタになった?

想定ルート
★ある生徒が、「青山の入試で、こういう問題が試験に出て・・」と
 ブログに書いた

★それがブログ界で話題になった

★それをひめゆり隊の人が知った

★問題だとしてマスコミにタレコミ、及び学校に抗議

教師自らが「反省して」事実を公表するとは考えづらいので、
受験した生徒か、もしくはこの問題を目にした学習塾関係者か
現在中3の生徒か、いずれかであろう。

実際受験した高1生徒じゃなくて、これから受験する中3生徒が
過去問解いているうちに、「なんじゃ?この問題?」ということで
気付いたのではないか?
そうならば、2月の入試の事実が6月に判明した「時差」も納得がいく。

http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/04/s0428-5a.html

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続・ひめゆり事件  投稿者: スルッとKANTO  投稿日: 6月10日(金)21時17分54秒

当初の報道から、なんとなく違和感があったのだが、
http://blog.goo.ne.jp/9605-sak/d/20050610
を見て共感した。

この出題文を意訳すると、
「戦争は悲惨であるが、自分が高校生の時の平和学習の印象は
 「退屈」というイメージであり、そのリアリティーさが伝わらなかった。
 戦争のリアリティーを伝えるのに、もっと効果的な方法が
 あるのではないか?」という問題提起である。

出題者は戦争を全然肯定しているわけではないのに、マスコミや多くの
ブロガーは、さも「好戦主義者」のように非難している。
これは少し違うのではないか?

因みにブログ斜め読みの感触では、
70%のブログ=好戦主義と批判
25%のブログ=「そうはいっても、本当に退屈だからなあ」という本音。

70%に登場してもらっても面白くないので、25%に登場してもらう。

http://maruhage.blog12.fc2.com/blog-entry-46.html
>退屈だったのは事実なんでしょ。
>悪口ブログなんであえて批判されそうな視点で書いてみる。
(中略)
>まあ、でも戦争が風化して行くに従って長年同じ話ばかり繰り返していれば、
>聞いてる方は「ああ、いつもこんな話なんだ」と醒めてしまうのもまた事実。
>もう今の子供達には話だけでは伝わらないだろ。
>どっかの国と軽く紛争でもして日本人が何百人か死んだら、
>今の世代にもああ、戦争って怖いって思えるかもよ。

http://blog.goo.ne.jp/kiwisoul/d/20050610
>俺は常々思うんですが、興味の無い話を聞かされるのは
>退屈だし時間の無駄である、と。
ひめゆり学徒体験談、、名前からしてもう全く聞こうという気になりゃしません。
>悲劇を話伝えるのはいいですが、その感想を縛るのはどうかと思います。
>多分、ほとんどの人の正直な感想は、「退屈だった」でしょうから。
>俺は話を聞いた事は無いですが、小学校の頃に
>その手の本を読まされ、心底つまらなかったです。
>「ひめゆり学徒隊の生存者が戦争の記憶を
>風化させないため、体験を語り継ぐ活動をしている」
>興味の無い人には大きなお世話だと認識して下さい。
>それが例えどんなに素晴らしい事でも、必要の無い人にとっては、
>何の価値も無い情報です。

http://eiji.txt-nifty.com/diary/2005/06/post_ce99.html
>さもありなん。実際にその現場へ行って、語り部たちの流暢な
>お喋りに嫌悪感を抱く人間は当然いるだろうことを思うと、
>一概に、けしからん! で済ませられる問題じゃないと思う。
>大昔に修学旅行で阿蘇山に登った時に、火口を望みながら、
>土産物屋の親父が、絵葉書を翳しながら、この火山がいかに凄いかを、
>立て板に水でペラペラ喋るんですよ。それを聴きながら、なんて胡散臭い
>連中だろうと思ったですよ。きっと沖縄に修学旅行に行く学校の生徒も、
>実は似たような思いでいるんだと思う。

http://blog.goo.ne.jp/miwa888/d/20050610
>10年くらい前まで毎年のように原爆被災者の話を生徒に聞かせてた
>(自由参加の行事)ので人ごとではない。
>ちなみにひめゆりの塔そのものも修学旅行で生徒と行ったことがある。
(中略)
>確かに試験問題として適切とは言えないだろう。しかし、この件は非常に
>重要な問題を提起している。というのはおそらくこの教員は実際の経験として、
>自分もしくは生徒(たぶん後者)がそういう心境になることを実感として
>持っているに違いないからだ。そしてなぜそうなるのかも明快である。
>言葉という道具には限界性がある。言葉は同じ(ような)経験の共有を前提に、
>それを記号化したものであり、経験なしに言葉だけでは原則としては意味は伝わらない。
(中略)
>かといって、すでに高齢化の進む語り部の方々の生きた話を聞くことの意義が
>ないのではない。でもどう聞かせるのかについては、相当の工夫がいる。
>前述の試験問題の内容は、どうすれば戦争体験を人に思うように伝えられるのかを、
>生徒に考えさせるという作業として課した方がよかったのではないかな。


こちらは確信犯的ウヨ
http://suttonde.exblog.jp/d2005-06-10
>各戦線での激闘から空襲や原爆、千島樺太満州、沖縄や南洋各地での悲劇等々、
>つらい話は多いけど、悲惨さのみを強調する語り部にダルさを感じるのは、俺でした。
>「戦争は悲劇・悲惨」「絶対ダメ!」「戦争の悲劇を後世に語り継ごう」
>こういうの飽きる。
>「あんときゃイケイケドンドンですごかったど〜!」
>「我らは南洋の敵重要拠点を急襲、数倍する敵軍を蹴散らし、その地を確保するに至った」
>「敵は航空機や強力な重火器をもって、脆弱なる我が日本軍を襲ってきたが、少数ながらも
将兵達は死を覚悟し、徹底抗戦で時間を稼ぎつつ、その間に逃げ遅れた民間邦人を急ぎ
>避難させたのであった」
>とかなんとか、こーいう実話なら興味が湧く。そっちはなかなか広まらない。
>偽善蔓延、反(日本)軍傾向の戦後ではいけないらしい。


http://orange.ap.teacup.com/alliance/92.html
>高校生が「つまんね」って感じるのはいたって普通です。ステレオタイプに染まってなくて
>ごく普通です。その先生の行為も、責められるものではないと思います。
(中略)
>でも、大学生になって、ある程度見聞が広がって、彼女が出来て、自分のお金で
>沖縄行って、同じ話を聞いたら、泣きました。
(中略)
ジーさんバーさん、オジさんオバさんが、いくら伝えようとしても直接的には伝わりません。
>若者は「自分で気づく」のが正しい姿なのです。


http://d.hatena.ne.jp/antonian/20050610/1118395603
>高校生や中学生なぞ修学旅行は友達と楽しくやる機会であって、
>学の為にいくなどという脳は持ち合わせていないのが現実だろう。
>(中略)
>おばぁの証言は大切だ。戦争の記憶者は年々減っていく。彼女達の体験を
>生で聞けるチャンスは貴重だとは思うものの「修学旅行」という制度に
>組み込んでいくやり方はどうなんだろう?

引用が多くなってしまったが、
★退屈と感じる生徒がいることは事実
★修学旅行のようにお仕着せ旅行では伝わらない。
 自分のカネで、自分の意思で旅行して初めて伝わる。
★言語により伝えるのは、(特に今の映像慣れした子供には)難しい。
 語り部に画像や動画を加えるなどの工夫が必要。
ということじゃないか?

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ひめゆり事件(和訳)  投稿者: あじあ号  投稿日: 6月11日(土)01時35分30秒

 2005年度青山学院高等学校入試問題IVの英文の和訳(仮)

 1945年8月に終わった第2次世界大戦から60年が経とうとしている。確かに、ある人々にとっては、この戦争はある面で終わっていない。だからまだ60年とも言える。いずれにせよ我々はこの年月を考えないといけない。我々はこの重大な経験を忘れてはならないのだ。日本は唯一の被爆国である。日本人は戦後生まれの者も含め、過ちを繰り返してはならないことを世界に訴える責務がある。しかし60年である。年々戦争経験者が亡くなっていく。近い将来、おそらく20年も経たない内に、直接の経験談を聞けなくなるだろう。そのときから、どうやって我々の経験、メッセージ、望みを次世代に伝えていけばいいのだろうか。
 昨年の夏、忘れがたいテレビ番組を見た。それはショッキングな映像だった。それは、第2次世界大戦の終結を忘れないためのものであった。それは一人の作者の戦争経験と高齢の戦争経験者のコメントからなっていた。大部分は80歳後半で杖なしでは動けない状態である。その番組は将兵の死体を隠していなかった。私はそのような映像を予想せず、見続けることが出来なかったので、別の番組にチャンネルを変えた。このような映像が有効であることは判った。しかるに一方私が感じたように多くの人も感じるだろうと予想された。驚いたことに、数日後、高齢の女性からの投書を新聞で見た。彼女は番組に強い印象を受け、「映像を見せて頂いたことに感謝します。私たちはもうすぐ戦争がどんなものか言葉で表現できなくなりますが、言葉なしで大事なことを伝えることが出来ます。本当のことを見せることを恐れてはなりません。」この投書を読んだときに、私の高校時代の経験を思い出した。
 それは学校の行事で沖縄へ行ったときのことだった。私たちのクラスは戦後そのままになっている防空壕に行く機会があった。私たちはそれぞれライトを持って、年配のガイドの後に壕の中に入っていった。壕は暗く湿っていた。戦後ほとんど人が手を触れていなかった。都会子にとっては遊び場だった。誰かが滑ったり落ちたりして、お互いに笑いあった。お互いの声が反響するのを喜んだ。ここでキャンプをすれば面白いんじゃないか。と誰かが言った。反響は本当に面白かった。高齢のガイドは「ライトを消して下さい」と言った。最後のライトが消えると闇だった。それは( 3 )な闇だった。みんな黙っていた。私は何も言えなかった。「これが戦争だ。私たちの壕の中での唯一の望みは戦争を生き残ることだった。もう2度と経験したくない。」誰も何も言わなかったし、もちろん、笑う者は居なかった。外の光を見たときにどのように感じたか、壕から出たときに神にどんなに感謝したかを今でも覚えている。女子生徒の一人が泣き出したが、驚かなかった。言葉は少なかったが、その経験がどんなものだったか私たちは理解した。そのときになって、高齢の案内人が余り語らずに、質問にほんの少しの言葉しか答えなかった理由が分かった。
 そして、私たちはひめゆり祈念公園に行った。私たちは壕のことを忘れ始めていたが、もっとショッキングな話を聞かされるのではないかということで恐れ、神経質になっていた。確かに、ひめゆり部隊を生き延びた年配の婦人の話はショッキングだったし、戦争についての大きなイメージを与えた。しかし本当のことを言えば、私はその話に飽きて、退屈していた。婦人が語れば語るほど、私が壕で受けた強い印象は薄れていった。婦人が何度も話を多くの機会にして、段々流ちょうに話をするのを聞いた。婦人の言葉は平板で、母親が赤ん坊に話す言葉のようだった。もちろん、級友の一部はその話に心を動かされたようだった。だからその話が重要ではなかったと私は言うことはできない。真実と経験を次世代に伝えることは大事である。しかしどうやって。最善の方法は何であろうか。最も明確な方法は言葉によるものである。言葉の力は偉大である。しかしそれを理解する方法が問題となる。もし話し手の言いたいことを理解できないのなら、どんな貴重な体験談もただの言葉の羅列になる。また、話し手の意見が強すぎると、違ったメッセージになってしまうと言う問題もある。昨年夏の中国で開催されたサッカー杯を思い出してみよう。多くの中国人が日本チームにブーイングした。おそらく彼らの大部分は戦争の話を親から聞き、日本人についての独自の見方を作ってしまったのだろう。彼らが親から得た話が強かったと、我々は言うべきではない。正確に話したのだろうか。またどうやってだろうか。
 既に述べたように、何時の日か、戦争の話を直接聞くことは出来なくなるであろうが、それに代わる方法がある。時には、言葉なしに最良のメッセージを伝えることが出来る。貴方が青山学院高等学校の生徒となったら、学校の行事で長崎に行くことになります。そして原子爆弾の経験者の話を聞く機会があります。その時にどのようなメッセージを得られると考えていますか。
(訳:T.M.)
 

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新聞における「○日に判った」の意味  投稿者: あじあ号  投稿日: 6月11日(土)01時47分30秒

新聞記者から直接聞いた話ですが、ずっと前に判っていたことを、確認の取材や、
紙面の都合等で、あたかも極最近「判った」と書くことがあります。

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ひめゆりネタ  投稿者: スルッとKANTO  投稿日: 6月15日(水)19時12分32秒

ここではひめゆりネタについてどういうブログがあるのか、よくまとめられています。
http://klon.seesaa.net/article/4367969.html

http://yfden.blogzine.jp/sokutsu/2005/06/post_ba1d.html
は面白いですね。

「退屈」と出題したことの倫理的是非論ではなく、
「この文章は英文として優秀かどうか?
 この設問は英文の読解力の試験として妥当かどうか?」を
論証しています。

作者いわく、
★英語の文章は
 「結論⇒理由」
 のような演繹的組み立てが基本だが、この文章は
 「理由⇒結論」の帰納法的組み立てになっている。

 つまり、文章構成が日本語的構成になっており、
 ネイティブの文章ではない。

★又、「文章からにじみ出る行間を読まなければ」解けない
 設問になっている。

 行間を読ませるのは日本語の特徴であり、英語における
 文章コミュニケーションでは、行間ではなく、いかに
 直接ワードで以って説得できるか、がポイントになる。
 
 したがって、「行間」を設問しているこの問題は、
 現代国語の試験ならともかく、英語の試験としては不適格。

>つまり、問IVの英文そのものは理解できても、それだけでは
>10問の問題の正解は出せないのです。正解を出すためには、
>文章全体から浮かんでくる「作者の主張」を察する力と、
>「このぐらいは知っていて常識」と作者が仮定しているもの
>(例えば、沖縄の米軍基地にかかわる諸問題)を
>知っていなければならなくなります。
(中略)
>しかし、「メッセージを正しく伝える責任が送り手のほうにある」
>言語である英語の試験に、問いIVの問題はふさわしいものではなかったと思います。

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ひめゆり  投稿者: あじあ号  投稿日: 6月15日(水)20時59分53秒

私の訳したところでは、高校入試としては、相当な難しさで、青学はすごいなと
思います。さて、文章が日本人の思考のとおりであるという指摘ですが、確かに
そういう感じはします。でも、それでいいではありませんか?
思考ではなく、英語能力を問うのですから、日本人が書いた文章を英訳しただけ
のものでも十分いい、いや、その方が純粋に英語能力が確かめられて良いと思いますよ。

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設問は「現代日本語」の試験としては優秀だが、「英語」の試験としては失格  投稿者: スルッとKANTO  投稿日: 6月16日(木)08時03分47秒

http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20050616#p1

>8. What did the writer probably feel after listening to the old lady's story?
>(著者が年老いた女性の物語を聞いて感じたであろうことは何でしょう?)
>a. Words are the most powerful thing.(言葉はもっとも力のあるものだ)
>b. Words are never useful.(言葉は役に立たない)
>c. Words are too weak.(言葉はあまりにも弱い)
>d. Words are sometimes not needed.(言葉は時には不必要である)

>…すみません、この回答の中には、俺が正しいと思うものは
>複数存在するんですが。塾の模範回答では「d」。
>英語力ではなくて、これでは受験用に特化した国語力を
>問われるような問題です。
>まぁ、受験生は国語の勉強も普通はやるので、
>正しく答えるのも簡単なのかもしれませんが。

これって、a.以外は全部正解と言えるでしょう。

つまり、設問としては、
「ネイティブの人ならば、全員正解する」ものが正しい英語の設問です。
「行間を読む」ことが不慣れなネイティブアメリカ人なら、
標準的知識レベルの人でも、この設問は誤答しますね。

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その後のひめゆり  投稿者: スルッとKANTO  投稿日: 6月25日(土)21時00分25秒

最近「ひめゆり」ウォッチングをしていませんでしたが、
ほとぼりが冷めたころにトレースすると、案外面白いことが分かる。

多少右よりのコラムニスト勝谷氏のHPに、ことの顛末があります。
やはり小生の予想通り、「受験生が見つけたので時差があった」に近い事情のようです。

勝谷氏は関西ローカル番組である「ムーブ!」に、事の真相を取材させたそうです。
なので、関西の視聴者(の一部)はことの真実を知っているのだが、首都圏の視聴者は
知らぬままです・・・

http://www.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=31174&log=20050622

>そもそもは島尻安伊子なる那覇市議が息子の受験勉強の過程で
>あの問題文を見付けたらしい。それを人づてに聞きつけた
沖縄タイムスの記者が記事にした。
>この両者は問題文の全文を読んだと言っている。問題はそこからである。
>『ムーブ!』の取材では当のひめゆり関係者はなんと問題の全文の和訳を
>読まないままにあの抗議の記者会見を開いたのだ。
>英文全文はあったのかもしれないが元ひめゆりたちにはそれが
>理解できなかった。
>それゆえに後に和文で全文を読んだ彼女たちは問題がひめゆり
>誹謗中傷するものでないことを理解して沖縄に謝りに行った
>青学関係者とすぐに和解したらしい。

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更に正確には  投稿者: スルッとKANTO  投稿日: 6月25日(土)21時25分10秒

http://erict.blog5.fc2.com/blog-entry-92.html

>今月初め、ある那覇市議会議員の女性の中学3年の息子が、
>ネットで全国各地の高校入試問題を検索していた。
青山学院高等部の入試問題を見つけた息子が、市議である
>母親に「こんなのがあるよ」と教えた。

2つの偶然が重なったのです。
1.ネットで全国の入試を探すというヒマな?ことを行う男子中学生がいた。
2.彼の母親は市議だった。

たとえ他の中学生が見つけたとしても、彼の周囲に政治家やマスコミ人が
いなければ、表沙汰になることはなかったでしょう。

逆に言えば、周囲に政治家やマスコミ人がいない中学生で、青山の問題を発見して
「疑問を呈した」中学生もいたかもしれない。

で、その中学生が4月辺りに疑問に感じて、自分のブログや2ちゃんねる
その旨投稿したが、「黙殺」された。
その後に、市議を母に持つ中学生が見つけて、後々全国的な騒動になった・・・
という可能性も、充分にありえます。