読書ノート・福岡圏の歴史/九州商業

★黒ダイヤ=石炭
 白ダイヤ=セメント
★東京造兵廠:関東大震災で被災⇒小倉に移転
 原爆が小倉を狙うのも道理
★8月8日、八幡空襲
 その黒煙が9日になっても八幡そして小倉を覆う
 ⇒目標目視確認できず、仕方なく長崎へ
平尾台カルスト:元は陸軍演習地区
糸島半島:5,000年前は島だった
 (「糸島水道」で分断されていた)
 ⇒「糸島水道」復活案(運河開削)
★679年筑紫大地震
 発生時期、震源地が文献で特定できた、国内最古の地震
★江戸初期の100年に耕地2倍に
★大正の谷垣長蔵氏の開拓
 ・・・開拓地を自作農にする
★戦前は柳川の漁師が韓国木浦へ出漁
★荒籠:川筋に対して石垣を突き出す
 潟の溜まりを少なくして、堤防を堅固にして、河の水深を深くする
 ※一方、荒籠が作られると、向こうの土手は削られる
  →両岸で争い絶えず
三潴郡大木町:水田面積の20%がクリーク
カササギ:元々朝鮮半島の鳥
 朝鮮出兵で連れて帰った?
★八代湾の不知火:旧暦8月
 有明海の不知火:厳寒の正月
福岡平野の堆積層:薄い
 →西方沖地震で被害が少なく済んだ一因
★昔の大寺院:奴婢を買い入れていた
★海女:元々は移動していた(五島〜壱岐〜小浜〜舳倉島
 →後に定住するようになる:「海部」
★芦屋釜:大内氏滅亡でパトロンいなくなり滅びる
★久留米がすり:明治の時点で高級路線に変更
★からくり人形の田中久重:明治になって政府に呼ばれ、電信機を試作
 →後の東芝
ボタ山:最盛期は500超あった
★大川:昭和49年には家具出荷額日本一に
★大川:ピーク時の3分の1の生産額に激減
★八女:仏壇、石灯籠、提灯、和紙
日清戦争で官設製鉄所が急務に
 →第一候補が関門、第二候補が呉海峡
 いずれも軍事的に防御がしやすい
八幡製鉄所敷地:地盤が花崗岩→工場建設に適していた
★久留米がすみの伝統→足袋製造
 「槌屋足袋店」→後の月星化成に
 志まや足袋→ゴム底足袋の試作に成功
 後の日本足袋、アサヒコーポレーション
 この中からタイヤ製造部門が独立してブリジストン
背振山羽金山:標高900m
 電波時計送信塔あり 高さ200m
★イギリス:もとは中国から茶輸入
 →アヘン戦争で長崎輸入へ切替
 →八女茶出荷
★のり養殖:博多湾豊前湾で試みたが上手く行かず
★明太(ミョンテ)→メンタイ
★元祖はふくやの明太子
 →特許申請せず、味を他業者に開放
★明太子:新幹線開業で全国に広まる
★日本初の石炭発見:三池(1469)
 当初は製塩燃料と家庭用で使われる
★イギリス:三池炭田に興味持つ(幕末期)
★九州:ドイツの技術で鉄道できる
元寇:幕府は3度目の襲来を警戒
★尊氏:福岡市東区の戦いで形成逆転して再東上
南北朝時代:九州は南朝中心
★秀吉:黒田孝高に博多復興プラン練らせる
 (朝鮮出兵に備え、兵站基地にしたい)
★もともとは警固村
 →福岡城築城
朝鮮通信使を福岡に入れさせない
 秀吉が拉致した朝鮮人が住む唐人町を見せたくなかった?
★天草の乱で2万人相当の農民が死亡
 →九州各藩に領民を強制移住させた
★一方で勝手に流入する百姓も
久留米藩:佐幕か倒幕か、藩論を統一できず
★1893筑前竹槍一揆
 県庁など壊されるが、被差別部落も焼き討ち
 近代化反対、解放令反対一揆
秋月の乱:特権を奪われた士族の乱
筑後川の水を福岡城下へ引く計画があった
★黒田節:人気歌手赤坂小梅が全国に広めた
佐々木小次郎豊前出身?
 彦山の山伏剣法の流れ
佐々木小次郎:実は細川忠興が「宮本武蔵を使って」
 決闘の形式で「殺させた」?
★博多の神屋家
 貿易で蓄財して石見銀山を開発した
貝原益軒福岡藩の藩儒
★豪商が「私札」(=銀行券)を発行
久留米藩主末裔の有馬頼寧
 農民運動や水平社に理解
 中央競馬理事にも就任、その名残が「有馬記念
★小倉沖:海の難所
★江戸時代の力士:藩のお抱え
★第十代横綱雲龍:柳川出身
江戸相撲大坂相撲を軽視
尊王の五卿(三条実美など):大宰府に滞在
 その後上京 
★高場乱:女性だが男装
 ⇒玄洋社など結成
川上音二郎の妻貞奴(さだやっこ)
 元芸者だが、伊藤博文に「水揚げ」される
貞奴:音二郎死去後、福沢桃介と同棲
景行天皇が4世紀後半に遠征
 ⇒行宮を置いたので「京都郡
★天狗:もとは流星、隕石を指した?
★電線架設:山笠中断の危機に
★カルタ:ポルトガル語
★八女の和紙と島原の印刷技術⇒三池でカルタ作り
★炭坑節:元は田川の伊田炭鉱
 ⇒三井系労働者が三池に移動したため、三池が舞台になる
芥川賞光抱く友よ」の高樹のぶ子:福岡在住
★中国王朝:銅鏡の大きさで地位を示す
★春日丘陵:弥生古墳のメッカ
★九州の古道:大宰府を中心に整備
★冷水峠:江戸時代に作られた
★長崎警備:福岡藩佐賀藩が担当
★ジャンク:「清国の船」という意味 
★九州にのろしルート
 薬院にものろし
 (長崎の異国船発見&伝達)
修猷館朱子学の藩校だった
★街道用の馬賃:幕府直轄、譜代領、外様領で差。
★大名領内(城下〜支城)を連絡する「領内飛脚」があるケースも
豊前海:遠浅で良港がない
★久留米・佐賀両藩で漁業権争い
有明海にイギリスの黒船入る
★大川・久留米付近の三潴郡
 佐賀県は一時「三潴県」だった
 (江藤新平佐賀の乱の後遺症)
大牟田市内に熊本県の飛び地
沖ノ島:女人禁制
遠賀川:鮭が遡上
★サラコザ条約:1529
 東日本はスペイン領、西日本はポルトガル領という「日本分割条約」
 そのため、東日本はフランシス派が布教し、西日本はイエズス会が布教
★彦山:出羽・熊野と並ぶ三大修験
 戦国時代に2度焼き討ちに会う
 秀吉が寺領を没収している
★明治5年 修験道廃止令


【九州商業】
三菱地所 ジークス天神(ロフト)
★阪急百貨店の商品利益率:伊勢丹並み(トップクラス)
★メガ百貨店:地方百貨店には全く興味なし(お荷物視)
★売れ筋商品:メガ百貨店に優先納入、地方百貨店には売れ筋が行かない
★百貨店産業成立のボーダーライン:人口100万人
ベスト電器:NEBA代表
 ヤマダ電機:NEBA非加入
 NEBAは、本来「メーカー系列店」(例:ナショナルショップ)への対抗組織だったが・・・
★筑紫野:イオンモールVSゆめタウン
熊本交通センター:1日の乗降客数4万人