Uターンは国の税収を減らす★

【増田投稿済】

8月8日

「東京で600万円、700万円稼いでいた人が、東京に疲れて、隠岐の島とか徳島の山間に移住する」的話がある。「年収は300万円になったが、通勤ラッシュもないし、食べ物は島や山の人がタダで持ってきてくれるから、かえって豊かになった的話」/ミクロでは豊かになってるが、国家マクロでは?

国家の税収とか、社会保険負担は、あくまで金銭化された豊かさにしか課税されない/税収的には、東京の700万円プレーヤーが、島根県海士町の300万円プレーヤーになってしまうのは、明らかに税収と社会保障会計にはロス

だから、国家単位で考えたら、Iターンの支援は、同時に「東京在職時に相当する給与職場」を用意しとかないと、税収の減少に直結することになる

もっとも、「産める年代女性の地方シフト」によって、国家全体では出生率が向上するから、そちらを優先すべきとの話もある。東京人はカネがあっても子供を産まない

別の言い方をすれば、「住民どおしが、物々交換で食べ物を分け合っている、支えあい社会」というのは、美しいとも言えるが、「脱税」とも言える。本来、市場を通して交換されるべき財・サービス交換をアンダーグラウンド化させることで、課税対象所得を過少にしているから。