東欧や東南アジアの最新GDPや出生率を知らない日本人

4月15日

昨日見た日経コラム。アメリカの対キューバ経済制裁に関する国連の話。1992に制裁解除を国連が決議した際、反対票を入れたのはアメリカとイスラエルと「ルーマニア」だったらしい。/イスラエルはまあわかるが、何故ルーマニア?/ルーマニアって、チャウチェスク独裁崩壊後は、親米国になった?

もともとの日経コラムは、「アメリカとキューバの和解」がテーマだったのだらうが、自分はこのコラムの中から「日本人の知らない、意外な東欧現代史」を学んだ/日本人って、冷戦崩壊後の東欧史を、ほとんど知らない。ポーランドが先進国入りしたことも、ウクライナ政変に介入したことも知らない

日本人は東南アジアについては「知ってるつもり」だが、実は「知らない」。過去の知識の思い込みがある分、むしろ厄介

先日の「ベトナム出生率は1.8、タイは1.4」のツイート、「知らなかった」というレス多数。「東南アジアは子沢山」という昔の思い込み知識が邪魔をし、移民政策を狂わせる/タイ自身、ミャンマーカンボジアの移民労働力を必要としてる状態と聞いて、自分もビックリ/タイは5年内に人口減少

大体、我々の外国に関する知識なんて、10〜20年前の知識だったりする。日本はこの20年で、ほとんど停滞してたから社会は全く変わらないが、東欧とか東南アジアは、20年前とは別社会。GDPも2倍3倍になってるから、我々の思い込みとは全く違う社会になってる