マイナンバーと簡易書留と認知症

9月13日
国勢調査書類を本人限定郵便で配送なんかしたら日本郵政がパンクするよ。因みにマイナンバー通知はその方式で通知されるらしく、日本郵政のパンクが確実視されている / “悲報 パスワードが記載された国勢調査の利用案内が無防備にポスティング…” http://htn.to/SoQkGKfN

どうせなら、国勢調査マイナンバー通知をワンストップで、つまり同時に行えなかったのか?

週刊現代」じゃなくて「東京新聞」でも「マイナンバーの簡易書留発送が、来年1月迄に完了するかどうか微妙」と報じてるんだな。この手の予測は、悪い方に転がる

マイナンバー簡易書留配達、「ア行の人は10月1日発送」「カ行の人は10月10日発送」みたいに、姓毎に発送タイミングを変えないとダメだろうな。最後の「ワ行の人」は1月発送

そして、「ア行の人は10月1日から5日までに発送しますから、出来るだけこの期間は家に在宅してください」と広く国民に呼び掛ける。これくらいに「配達スケジュール」を綿密に組んで、かつ国民に協力を呼び掛けないと、5000万通の簡易書留は処理不能だろう

@rmarshmallowjas 11月には裁判員候補への本人受取郵便配送も重なります

別にマイナンバー通知が1月以降にずれ込んだって、自分には影響がなくて、野次馬的にはザマァなんだが、マイナンバー簡易書留発送の混乱が他の郵便物に影響したらヤバイだろうな。大学受験の願書郵便とかが、大混乱で届かないとか

@gantantouroku マイナンバー5000万通の中で、200万通位は宛先不明で届かない、と言われてますから、1万通位が「職員のサボタージュで届かない」とか「捨てちゃった」とか「開封した」とかされても、バレないだろうなあ

マイナンバーの簡易書留発送が詰むだろう」、と自分はこの5月の段階で警告ツイートしていたが、ようやく世間が「追い付いてきた」感じ

ということで、日本郵政の株を空売りすれば儲かるだろうな

@gantantouroku 不在通知の受取は深夜と土日に集中する訳で、今ですら不在通知窓口は相当行列してますが、行列が100倍位になるんでしょうな。旧ソ連の配給かよ。

因みに、マイナンバーは「行政から国民にマイナンバー通知する際」だけじゃなく「国民が企業にマイナンバーを通知する際」も簡易書留になるらしい。東電に土地を貸していて、地代を貰う地権者は、東電にマイナンバーを簡易書留で通知しなきゃならない/マイナンバー制度は、簡易書留需要を増やす

自分なんかは、年に数通は書留とか簡易書留とか受け取ってるから、書留の「受け取り方」を知っている/「書留郵便なんか、ここ十年以上、受け取ってない高齢者」とか「書留を人生で初めて受け取る学生」とか、「書留リテラシーが低い人」って、実は想定外に多い。彼らは無事受け取れるのか?

施設に入ってる高齢者は、まだマイナンバー受け取りを周囲がケアするからマシです/心配なのは、「独り暮らしで、認知症が出始めた老人」。彼らが無事「マイナンバーの簡易書留」を受け取れるとは、とても思えない

「○○さーん、郵便局です、マイナンバーの書留なんで、ここにハンコ下さ〜い」「えっ、なんでそんなの押さなきゃならないの?」のような、トンチンカンな会話に郵便局員が巻き込まれると思うと胸熱

独り暮らし高齢者で、認知症始まったような人って、直近で書留を受け取ったのなんて、もう数十年前でしょう。そして、そのような老人に簡易書留を送るような企業は、全く存在しなかっただろうな

@haruboo0 認知症老人は、そもそもニコニコ現金払いが多いでしょう。この世代、「怖いからククレジットカード作らない」な人が多い

逆に言えば、この「マイナンバー簡易書留」って、「全高齢者の現況確認作業」でもあるんだな。この発送作業を通して、「高齢者の認知症比率は、実は厚労省推計よりももっと高く、20%ほど存在する」みたいな統計が、取れるのでは?

というか、認知症の比率調査って、「国勢調査」の方で、調べることが出来のでは?調査員が高齢者とのやり取りで、認知症か否か判別できる

9月14日
そして、郵便局員の格好をして「マイナンバーの簡易書留です」と認知症独居老人自宅を訪れ、各種詐欺行為を働く特殊詐欺団が現れる、に20万トルコリラ

認知症独居老人は、この10年以内に簡易書留なんか受け取ったことがないから、「郵便局員を装った男」に「マイナンバー書留です。受け取るには年金番号が必要になります」なんて言われたら「そういうもんなんだろうなあ」と信じて、いろんな情報を渡すんだろうな

だから、国はマイナンバーの啓蒙の前に、「マイナンバーを送る際の、簡易書留の仕組みの啓蒙」作業が必要だろう。独居認知症高齢者500万世帯の為に

9月20日
マイナンバー簡易書留配達の件、現場の郵便局員と思われるツイートを出来るだけ拾ってる/現場の情報を総合すると、「マイナンバーを全世帯に簡易書留発送を完了させるミッションの遂行は、局員の配達能力の限界を越えており、物理的に不可能」なようだ

マイナンバーを「本人に通知する方法」は、簡易書留だけじゃなく、「市役所窓口に、都合のいい時間に、世帯代表が取りに行く」の方法を併用すれば、まだパンクを回避できたかもしれないのに、、

マイナンバー配達の件、郵便局が短期バイトを急募してるという情報が、複数のツイートから確認出来る/年賀状配達バイトは、学生が冬休みの期間中だからバイト労働力がまだ確保出来る。10月11月って、バイト労働力の確保も、かなり厳しいのでは?

郵便局の短期バイト急募の件、目的が「マイナンバー発送対応」なのが明白だから、マイナンバー制度に対して「悪意」を持ってる人間が、制度妨害目的で、わざとバイトに応募してくるリスクがあるんだよね。逮捕覚悟で、マイナンバー簡易書留の中身を開封しちゃうとか

仮に、急募短期バイト君が、「マイナンバー簡易書留を開封しちゃいました」な事件を起こして、逮捕覚悟でバカッターにわざと投稿したら、その瞬間にマイナンバー制度は崩壊するんだろうな

こういうナイーブな制度って、一番脆弱なところから破綻していくんだよね。リアルな配達の場面が、一番のマイナンバー制度の脆弱点

原発のウィークポイント、脆弱点が、「素性のしれない5次下請けの労働力に頼っている点」だったりするのと似ている

【未来ニュース】10月20日午後3時頃、埼玉県○○市の県道で、郵便配達車が下校中の小学生の列に突っ込み、児童5人が病院に搬送されましたが、うち3人は心肺停止状態です。埼玉県警は運転していた郵便局員の○○を、業務上過失致傷の疑いで逮捕しました

その後、心肺停止の児童3人は死亡。郵便局員は「連日のマイナンバー簡易書留発送で、過労状態だった」と供述

つまり、マイナンバー制度の破綻は、現場の過労からも起こり得る、ということです

マイナンバー制度の件、「既に事実上破綻してるのに、国が破綻を認めない裁判員制度」というのもありましてなあ/多分、マイナンバーも、将来「事実上破綻していても、国は破綻を認めない」んだろうなあ

@gerenborash1 簡易書留にするようです/郵便局が始まって以来の書留配達量になるので、物理的に期限内に配達完了するのは不可能とも言われてます。現場配達員から「絶対ムリ」のツイート多数

マイナンバーの配達、「市町村毎に配達日が変わる」らしく、総務省は「市町村毎の配達予定日リスト」をウェブ開示するらしい/てっきり、「名前がア行の人は10月5日発送、カ行は10月10日発送」という発送コントロールすると思っていたら、違うんだな

市町村に属する全世帯にまとめて発送し、市町村をスケジュール的にずらしていくコントロール方法だと、「10月5日は新宿郵便局がパンク、10月10日は松戸郵便局がパンク、10月15日は金沢郵便局がパンク」という感じで、パンク郵便局が移動していくことになる

どうやら、「市町村毎に発送日をずらす」というのは、「そもそも、マイナンバー通知カードの印刷自体を、5000万枚を同時印刷することが不可能で、約1ヶ月かけて印刷するから」という印刷の都合、という未確認情報も

念のため付言すると、自分はマイナンバー制度そのものは反対していない/ただ、国民への通知の部分の技術的設計があまりにズサンで、現場の作業負担を無視しすぎている、と警告したいだけ

あと、『住民票は、実際に住んでるアドレスに揃えといてください』と告知してるが、それって同時に『10月の引っ越しはご遠慮下さい』ということなのか?10月に引っ越し=住民票異動が発生した場合、マイナンバー通知は旧住所にやってくる⇒受け取れない⇒旧住所の役所で受け取り、となるのか?

或いは、10月10日に新世帯が発生(実家から独り立ち、結婚)した場合とか、どうするのか?結構、10月って『いい季節』だから、結婚式も多い、世帯発生も多いシーズンなんだが?

10月1日
あまり知られてないが、個人マイナンバー導入と同時に、法人マイナンバーも導入される/日本の法人の大半は、ユーレイ会社だったり、個人資産管理会社だったりする/個人資産管理会社の概要が、法人マイナンバー導入で丸裸になる。そこの役員なだは、いわばおお金持ちで、節税目的で法人設立した手合い

法人マイナンバー導入は、これらの「あまりオープンにされたくない、金持ちの資産管理会社」の管理もしやすくする「効果」がある。個人マイナンバーと紐づけ管理したりして/今後、金持ちの資産管理会社・ユーレイ会社への締め付け強化が可能に/となると、資産管理法人設立そのものが、少なくなる?

10月3日
「ある程度、受取側が、来る日が読めている」宅配便ですら、2割が再配達/「10月5日から11月30日の間で、いつ配達されるか、受取側が知らない」マイナンバー簡易書留だと、不在率は3割とか4割を超えるのでは? / “宅配便、留守で2割…” http://htn.to/Lfx2k1

自分がマイナンバーの配達パンク問題にしつこくこだわるのは、まさに「現場の物理的問題をシミュレーションすることなく、トップが勝手に実施を決める」という、日本の悪しき伝統が体現されてるから。兵担を考えない旧軍と一緒

マイナンバーの全戸簡易書留配送は、事前にどっかの自治体をテストフィールドにして、全戸簡易書留配達実験を行って、不在率や休日窓口の混雑率、住民票住所不一致率を確認して、それで配達人員数を増強すべきだったと思う。中野区で全戸配送実験するとか

何回も書くが、高齢者とか、「簡易書留を受け取るのは30年ぶりで、受け取り方を、そもそも知らない」な人もいるから。

マイナンバーの簡易書留配送は、日本郵政上場の株価対策」という憶測ツイートがある/多分、トップは「マイナンバー配達が、単純に日本郵政の利益を嵩上げする」と思い込んで、簡易書留配達を政治的にプレゼントしたのだろう/しかし実際は、バイトも急募しないと乗り切れなくて、トータル赤字では?

多分、裁判員候補通知郵便(「赤紙」)の不達率を参考にシミュレーションしたんだろうが、全人口の1%未満が対象な郵便と、全人口が対象な郵便では、発生する問題が違ってくる

マイナンバー発送で、行政の窓口も混乱してるようだな。「マイナンバーの準備の為、土曜開庁を取り止めます」な自治体も多い