中国の高齢者は働かない、日本高齢者は働き過ぎ

http://twilog.org/shinjukujiro/month-1509/allasc-6

9月16日
日本は「経済的には働く必要がないのに、『家に居場所がないから』『ふんぞり返れるから』、60歳70歳になっても会社で働く老害重役」が多すぎ。一方アメリカは定年前でリタイアし、中国もそうらしい / “中国人が定年後は仕事をせずに過ごす…” http://htn.to/eCwARu1

東洋経済によると、中国の高齢者就業率が低い理由は2点。1.企業側が「老人は労働力として劣ってる」として雇わない、2.子供が「トシなのに働くのはみっともない」と世間体を気にして働かせない

「1.」については、日本を逆に考えると、経団連な企業の幹部は軒並み60歳代70歳代な訳でして、「老人は労働力として劣っている」と経営者側が言う訳にはいかない。企業幹部が30代40代が当たり前な中国企業だから、「老人は使えない」と公言できる

そもそも、共産党幹部についても、キッチリと「定年制」を遵守しているからなあ。だから「第四世代」「第五世代」とか、世代で中国共産党幹部を仕切られる

「2.」については、日本だと「みっともないから、トシなのに働くな」なんて子供が親に言える関係になってない。高齢者の勤労を『恥』とする観念がない。というか、そもそも子供がいない高齢者も多い

つまり、アメリカの場合は「自分の人生をエンジョイしたい」から、定年を迎えたら(迎える前に)、男性はハッピーリタイアする/中国は「世間的にみっともないから」子供が高齢親を働かせない/日本は「家だと居場所がないから」高齢者はカネがあるのに働き続ける

今後、中国でも「子なし・孫なし老人」が増えてくると思うケド、そうなると「みっともないから」とストップ掛ける存在がいなくなるから、高齢者勤労率がアップするのかな?