運転間隔調整とエスカレーターの混雑

12月5日
★「前の電車が混んでいて、後ろの電車が空いていた」に対するレス
@lacucaracha 前の電車が前の前の電車の7分後に発車する場合、各駅のホームには7分ぶんの乗客が溜まっていて、乗り込みます/次の電車が前の電車の直後(2分後)に発車する場合、各駅のホームには2分ぶんの乗客しかいません。/乗り込む乗客数が、前の電車は3.5倍。当然混みます

@lacucaracha これが酷くなると、各駅に溜まった7分ぶんの乗客の乗り降りに時間がかかり、1分遅延します。そうなると「8分遅れ」になり、ますますホームに「8分ぶんの乗客が溜まり」ます。遅れが混雑を呼び、混雑が更に遅れを招く悪循環

@lacucaracha メトロや山手線のように、「コンスタントに毎分のように乗客がやって来る路線」の混雑率は、前の電車との間隔に比例します

@lacucaracha 「遅れが混雑を招き、混雑が遅れを招く悪循環」を防ぐには、ホームに溜まってる乗客の数を減らす必要があります。そのためには前述の例だと「前の前の電車をわざと2分遅らせ、前の電車に乗り込むホームの人を7分ぶんから5分ぶんに減らし」ます。これが「運転間隔の調整」

@lacucaracha これが「なぜ運転間隔の調整で、先行電車を遅らせなければならないか?」のメカニズムですが、鉄道マニア以外には殆ど知られてなくて、運転間隔調整のたびに「なぜこの電車は発車しないんだ?」なツイートが見られます

@lacucaracha 「次に来る電車の乗客率は200%ですが、その次は120%と空いてます」な情報が事前に乗客に開示されていれば、混雑を嫌う乗客の中には、次の電車を避けて次の次にシフトしてくれます。そういうアプリはないのかな?

@lacucaracha 大体超激混みの電車の次の電車は、スグに続発して、かつ空いていることが多い。自分は超激混みの場合、だいたい見送って次の電車にします。

@lacucaracha 電車の団子運転問題は、往年の物理学者「寺田寅彦」も、「電車の混雑」という随筆で問題にしている。古くて新しい問題

エスカレーターの収容・処理能力が、通勤輸送のボトルネックになる、との会話

@lacucaracha 「効率性」という観点だと、日本のエスカレーターは事故を怖れてスピードが外国より遅い、という問題があります。追い越し車線を歩いてる一因は「エスカレーターの遅さ」/だから、エスカレータースピードを朝ラッシュだけでも速くすれば、多少効率上がります

@lacucaracha ただ、同時に高齢化もしてるので、そっちの事故も心配/理想を言えば、「快速エスカレーター」と「鈍行エスカレーター」の2種類あればいいのですが

@lacucaracha 3・11の際に「節電」で各地のエスカレーターが運転停止になり、「止まったエスカレーターを階段として使うことも禁止」されたので、各地の駅で、階段に普段の倍以上の客が殺到して大渋滞に。せめて「停電エスカレーターを、階段として利用」することは、認めて欲しかった

@lacucaracha イベント時がまさに閾値の問題になります。例えば明石で花火大会するとして、JRや山陽の輸送力をオーバーする人出が予想される場合は、敢えて来場を制限する強権発動が必要になります/強権発動しなかった結果が明石の将棋倒し事故

@lacucaracha 以前入間の航空祭に行ったときも酷かった。西武池袋線の輸送力を大幅に超え、ダイヤの混乱が副都心線を経由して東横線に波及

@lacucaracha エスカレーターのデザインとかも、もっと改良余地があるのかもしれない。たとえば色づかいとか照明とかを変えることで、乗客が「詰めて」利用してくれる可能性も

@lacucaracha 実際、エスカレーターの足元とかそんなに明るくないから、どこがエスカレーターの踏み場になるか、無意識のうちに確認していて、利用するのにワンテンポ(0.数秒)余分に掛かっている気がする

@lacucaracha 高速道路のトンネルは、「自然渋滞の先頭」になりがちだから、最近のトンネルは意図的に「沢山照明を付け、明るさの違和感を無くす」ことで、自然渋滞の発生を抑止しようとしてる。トンネル入り口のブレーキなんてコンマ数秒なのに、自然渋滞の原因になる

@lacucaracha なので、エスカレーターに照明を多数設置(特に足元)すれば、案外「自然渋滞の発生を抑止」してくれるかも