プロライターのカジュアルユース

5月4日
子供が老親にプレゼントする「親の雑誌」、こういう形態の「プロが素人を取材して出版物を作る」という形態が、他にも成立しえるのでは?との指摘が某ブログであって合点/「定年退職の雑誌」を、会社や同僚がお金出し合ってプレゼントするとか

あるいは、出産祝いにプロが10万円程度でパパママジジババに取材して作る「赤ちゃんの雑誌」とか、成人祝いの「二十歳の雑誌」とか「合格祝いの雑誌」とか/注文住宅の場合、「新居の雑誌」「新居の写真集」を10万円程度で作るビジネスは、成立するかも

旅行記の雑誌」とか「闘病記の雑誌」とか、10万円程度の自己負担なら、「プロの手で雑誌化しても、いい」という素人ニーズは案外あるのかも/そういう「プロのカジュアルユース」というビジネスモデルは、もっと開拓してもいいのかも

「プライベート・アクトレス」というマンガがあった。リアルな世界で、プロに役柄を演じて貰う/そういうノリで、プロ俳優に演じて貰ったり、プロ漫画家に似顔絵書いて貰ったり、プロ写真家に肖像写真撮って貰ったり

真保裕一「ストロボ」に、「プロの写真家が、素人の依頼に従って遺影写真を撮影する」という話が載ってた/そんな感覚で、「プロの小説家が、素人の為に短編を作る」とか、そういうカジュアル利用があってもいい

となると、「素人がカジュアルに利用できるライター」とか「素人がカジュアルに利用できる咄家」とか「素人がカジュアルに利用できる写真家」とかをフォーマット化、一定品質の担保化をすれば、ニュービジネスになるんだろうな