UFOが世代を超えて定着したのは日清食品のおかげ

3月3日
一行ネタ/SFに詳しく無い人でも、「UFO」と言えば「宇宙人が乗る、空飛ぶ円盤」というイメージを、日本人なら9割は持ってる/これは70年代に矢追氏らによる「UFOブーム」が産まれたからだが、単にUFOブームだけでは、「日本人の常識」として、世代を越えて定着しなかったのでは?

「UFO=宇宙人が乗る空飛ぶ円盤」というのが「日本人の常識」として世代を越えて定着したのは、ブームが去って以降も、即席麺トップブランドとしてCMを続けてる「日清食品」があるからじゃないか?日清が焼きそばUFOを商品化しなかったら、平成生まれは「UFOって、何?」となってたのでは?

日清食品がUFOを商品化したのが1976で、ピンクレディがそのCM曲を流したのが1978か。となると、安藤百福はUFOがブームになる前の時点で、ネーミングを「UFO」にしたのか/となると、擬似科学業界は、安藤百福に足を向けては寝られないな

つまり、安藤百福は自社の売上アップの為にピンクレディにCM出演依頼し、ピンクレディの歌は爆発的にヒットして、その結果「UFO」は普通名詞として定着する/やはり、「UFOブームの産みの親は、安藤百福」ですよ。

で、70年代末に「100」あったUFOブームの熱量は、さすがに80年代90年代になると熱量冷めるのだが、それでも「10〜20」の熱量は維持されてる/それは、日清食品とんねるずとか起用して、焼きそばUFOのCMを絶やさなかったからだろう

70年代末に熱量100あった、他のブームの末路を知ってるか?スーパーカーブームなど、今や熱量「1〜2」だろ?/ブルートレインブームに至っては、文字通りに熱量「0」になった/そういう意味で、「日清食品は、UFOという常識の世代間伝承を、支えてる」んだよな

実際、うちの子供は「スーパーカー」とか「ブルートレイン」とか、知らんだろう。しかしUFOは知ってる