業務用米に味覚は求められないのか?

2月17日
日経2面に「業務用コメとブランド米の価格差縮小」なニュース/ここで疑問だが、何故業務用コメは「安さ」が求められるのか?/つまり、業務用コメの最終消費者は、「魚沼産コシヒカリと業務用コメの違いも判らない味盲が多い」ということなんだろうか?

逆に言えば、魚沼産コシヒカリを積極的に買い求めるクラスタは、自炊する比率が高い、ということなのか?

言い方を変えれば、「業務用コメを使ったほっともっと弁当350円」の方が「魚沼産コシヒカリを使ったほっともっと弁当400円」より売れる、ということなんだろうな

ブランド米の価格低下というのは、農水省が目指す「和食のブランド化、高級食材化」に、日本人平均の購買力が付いていけなくなったんだろうな

2月24日
今日の日経によれば、コメ141銘柄のうち「特A」ブランドが3割、Aまで含めると89%らしい。スーパーに並んでるのは殆どが特A米/その為、特Aブランド米が値崩れ。一方で業務用米が不足で値上がり/農水省も「需要に合わせて作ってくれ」と苦言

ブランド米と業務用米で価格逆転もあるのだが、やはり作り手からすると、業務用米栽培は「プライドが許さない」から作る気にならないのか?